オリコン:2011年シーズン第28節結果

第28節結果(上位陣はそのまま決着。トップ10のレベルも落ち着きつつある)

1位 前田敦子
推定差 6千枚(3.27%)
 初日に大きな数字を出し独走態勢を築くと、そのままデイリーチャートでも完勝。初のソロシングルで首位を獲得し、売上でも先にソロデビューした板野友美(16.3万枚)の記録を上回る17.7万枚と、総選挙の勢いをそのまま持ち込むなった。

2位 SHINee
 こちらも3位以下を大きく引き離すスタートとなり週間2位を早々に安泰のものとした。週末はデイリーベスト3から落ちてしまったものの、9.1万枚はK-POPユニットのデビューシングルとしては過去最高の数字となった。

3位 AAA
 スタートから前作の不調を払拭するような出足となり、その後も6日間中5日間でデイリーベスト3入りと安定した推移を見せ、4.8万枚まで売り上げを回復。前々作の売上を上回り復調したと見ていいだろう。

4位 T.M.Revolution
 4位スタートからAAAを追いかける展開になるかと思われたが、結局デイリーでAAAを上回れたのは1日だけ。パッケージ数減をタイアップ力でカバーしきれず3.9万枚と、前作からやや数字を落とす結果となてしまった。

5位 DIR EN GREY
 前とは差のある5位からのスタートとなったが、こちらもやや前作と比べてペースが良くなかったようだ。日曜付けでは16位まで順位を落とし2.4万枚と、こちらもやや売上を落とした。

7位 GReeeeN
 実質約2年ぶりと言う事もありどのような推移になるか注目が集まったが、スタートから6位と出遅れ、依然見られたような中盤以降の追い上げも影を潜めた。結果売上は1.7万枚に留まり、これは2年前から7割以上と言う大幅な下げ幅となってしまった。

10位 新選組リアン
 今回はノンタイアップでどこまで通用するかが焦点となったが、7位スタートから最後は旧譜のAKB48Kinki Kidsに抜かれ10位に後退。売上もアルバム先行の前作から数字を落とす結果となってしまった。


その他
16位 ねごと
 スタートこそ8位からだったが、やはりアルバム先行と言う部分が大きく響き発売日以降は順位を続落した。アルバムを経て、今度はトップ10争いに加われるようになるだろうか。


月曜付けデイリーチェック
 首位は引き続き前田敦子。1万枚中盤ぐらいのペースか。2位と3位は日曜付けから入れ替わりSHINeeが2位、薫と友樹、たまにムック。が3位となっている。SHINeeは1万枚ぐらいのペースだが、「マル・モリ」は今週ドラマが最終回を迎えるため、前田敦子を逆転する可能性もあるだろう。


第29節展望
 上位はハイレベルな激戦となりそうだ。当初はHey!Say!JUMP、L'Arc-en-Ciel、ノースリーブスの三つ巴と目されていたが、今月に入り急遽KARAがエントリー。さらに今日になってHey!Say!JUMPのメンバーに喫煙行為が発覚するなど状況がめまぐるしく変化。大波乱の可能性すら考えられる展開もありえるだろう。
 上位争いは、こちらも今月に入り急遽シングルカットが決まったSuperflyをはじめ、GARNET CROWBase Ball BearYGAフェロ☆メンがトップ10圏内を巡る争いとなりそうだ。