オリコン:2011年シーズン第38節結果

第38節結果(上位は全体的に伸び悩み。特に伸び悩んだのが…)

1位 福山雅治(4連勝)
推定差 1.1万枚(8.11%)
 スタートこそは前作を上回るスタートで久々を感じさせなかったが、その後はペースが伸び悩みデイリーでも週末はAKB48に首位を奪われる形となった。ところが高い補正が付き15.5万枚と前作比微減と言う結果になり、最終的な数字を見る限りでは久々の影響程度で済む数字となった。

3位 SHINee
 月曜日リリースでその月曜付けからチャートに登場。実質他より2日早いリリースとなったが月曜付けの数字から前作を大きく下回る数字に。その後も中盤に伸びを欠く展開になってしまい5.4万枚は前作から4割近い大幅減。パッケージ数を増やして望んでいただけに、今後に不安を残す内容となった。

4位 タッキー&翼
 2位からのスタートで1日早いSHINeeを追いかける展開になるかと思われたが、こちらもペースが伸び悩み、木曜以降は逆に引き離され、更に後ろからも追撃を受ける思わぬ展開に。何とか4位は守りきったものの3.6万枚は前作から半減以下と言う厳しい結果になってしまった。

5位 AAA
 ベスト盤からの先行シングルと言う事もありスタートから前作以下の推移となってしまったが、タッキー&翼のペースがそれ以上に悪く逆転の可能性まで見えていた。しかしタイアップとなるアニメ映画公開となった週末に失速してしまい順位を上げる事が出来なかった。

6位 the GazettE
 5位スタートから伸び悩む上位陣を尻目に順調な推移をマークし、中盤にはデイリー3位に浮上。タッキー&翼、AAAを射程圏内に捉えたもののあと一歩及ばなかった。しかし売上は3.3万枚にまで上昇。ここ最近は安定して結果を残している。

7位 一ノ瀬トキヤ(宮野真守
 前節の四ノ宮那月(谷山紀章)に続き「うたプリ」勢がトップ10に進出。7位スタートから3日連続でデイリー7位をキープし、売上は前節を上回る1.5万枚。両者とも声優人気が高く、それが結果に結びついたと言える。

9位 GARNET CROW
 自身としては手馴れた「コナン」タイアップなだけに、ファンにもおなじみと言ったところか。デイリーでは6日中4日間でトップ10入りし1.2万枚で2作ぶりの週間トップ10入り。あとは「コナン」以外で結果を出したい。


その他
12位 黒木メイサ
28位 JUJU
 アニメタイアップだった黒木メイサは好調な推移を見せ前作から3倍近い売り上げ増で自己最高位の12位まで進出。逆にJUJUは表題曲がアルバムからのシングルカットだっただけに大きく売上は落ち込んだが次回は見直しておきたい。


月曜付けデイリーチェック
 土曜付けから首位を奪い返したAKB48が引き続き首位。今週も3万枚台の売上が見込めるスタートとなった。福山雅治が2位でこちらも3万枚近い数字が見込めそう。先週に続き月曜付け3位はKis-My-Ft2。ただ数字は低くトップ10争いには影響しないものと思われる。


第39節展望
 前作は震災の影響により延期してきたKARAに敗れた堂本剛。ここは再起のためにもきっちり数字を残して連勝への足がかりとしたいところ。上位争いは長渕剛BRAHMANGalileo Galilei9mm Parabellum Bullet℃-uteflumpool、NIGHTMARE、リュ・シウォン、三代目 J Soul Brothers植村花菜と頭数は揃っている感がある。AKB48福山雅治を含めたトップ10争いはどう展開されるだろうか。


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