Green Hill Music Chart 2012 第11節展望

第11節展望(初動前作比プラスが多い中、2週目の動きはどうなるか)
順位は月曜付けデイリーチャート

2位 Hey!Say!JUMP(先週1位・24.9万枚)
 メンバーの山田涼介・中島裕翔が出演しているドラマ「理想の息子」主題歌。ドラマ主題歌と言う事もあり前作以上のスタートからその後も着実に売上を伸ばし2位以下を突き放した。初動25万枚には僅かに届かなかった(ジャニーズ勢にしては珍しくキリの悪い数字)ものの、前作から15%近い伸びとなり今回はきっちり結果を残した。
 月曜付けでは3週目のAKB48に僅差の2位。好調をキープして旧譜1位を狙いたい。

3位 乃木坂46(先週2位・13.6万枚)4種
 「明治」CMソング。AKB48の公式ライバルユニットとしてAKB48がデビュー時に所属していたソニーミュージックからデビューした女性33人組ユニット。乃木坂はソニーミュージックの所在地から由来。さすがに相手が強かった感があるが初日から8万枚を超える数字を出し、デビュー戦からAKB系の派生ユニット以上の数字を出す事となった。
 月曜付けでも3位をキープ。これ以下とは差がありそうで今週も総合でトップ10をキープ出来るかが見所となりそうだ。

4位 AAA(先週4位・4.2万枚)
 今回はノンタイアップでmu-mo限定盤が前作より種類が少なかった事もあり、初日こそ前作以上のスタートだったがその後は伸び悩み前作から15%近く数字を落とす結果となってしまった。ただ売り上げ減の要因がはっきりしているのでそう悲観する結果でも無いとも言える。来月にはベスト盤がリリースされ、そこで結果が求められるところだ。

5位 w-inds.(先週5位・3.6万枚)3種→4種
 初日から4位スタートと好発進を見せ、その後も好調を維持し前作から倍近い数字まで伸ばす結果となった。これはパッケージ数を増やして望んだのもあるが、“握手券”(全国5都市で開催)による効果が大きいようでこの数字はあまり今後の参考にはならなさそうだ。

6位 SCANDAL(先週6位・2.6万枚)1種→3種
 アニメ「BLEACH」オープニング・テーマ。前作同様アルバムを控えている中でのリリースとなったがパッケージ数を戻しており条件は良くなっていた。結果5位スタートから前々作を上回る売り上げを記録。いい状態で来週のアルバムリリースを迎えられそうだ。

10位 GACHT(先週8位・1.6万枚)
 自身出演の映画「Dragon Age-ブラッドメイジの聖戦-」主題歌。タイアップはカナダで開発されたRPGの3DCGアニメ映画。初日8位と前作同様トップ10入りへは予断を許さない位置だったが中盤まで8位をキープし週間でも8位。売上は前作から微増とタイアップの割には健闘したか。