Green Hill Music Chart 2016 第12節結果

2016シーズン第12節(主に2月10日リリース作品)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。他所より新譜扱いが1週遅いですが、理由あっての仕様ですのでご理解いただければと思います。

 それでは早速、今週のランキングを発表します。

順位(前節の順位) 歌手名「曲名」(トップ10入り週数・初登場は初動順位)

10位(8位) BiBi~絢瀬絵里西木野真姫矢澤にこfrom μ's~「錯覚CROSSROADS」(4週目

9位(初登場) flumpool夜は眠れるかい?(初動4位)
 アニメ「亜人」(TVシリーズ、映画共通)主題歌。トップ10入りはオリコンを参考にしていた13年第43節「強く儚く/Belief~春を待つ君へ~」の10位以来2年4ヶ月ぶり。来月にアルバムを控えている中でのリリースだったが、アニメ主題歌やアルバムとの連動企画もあり売上を維持したようだ。

8位(7位) 稲葉浩志「羽」(5週目

7位(3位) 氷川きよし「みれん心」(2週目)

6位(初登場) 手嶌葵「明日への手紙」初動16位
 月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」主題歌。手嶌葵ジブリ映画「ゲド戦記」や「コクリコ坂から」の主題歌を歌っていた。
 今回のシングル表題曲は14年7月にリリースされたアルバム「Ren'dez-vous」からのシングルカットであり、楽曲も配信されていたため初動は16位と伸びを欠いたが、今週は大幅にジャンプアップし6位まで浮上した。またBillboard Japan Hot100では新譜勢を押さえ首位を獲得している。
 ここ最近の月9主題歌はドラマの視聴率や評判に関わらずヒットを連発している。この曲も例に漏れず話題となりそうだ。

5位(4週連続1位) SMAP世界に一つだけの花」(5週目)
 遂に首位から後退。しかし4週連続1位に並び立つ存在はしばらく現れないだろう。

4位(初登場) A応P「全力バタンキュー(初動2位)
 アニメ「おそ松さん」主題歌。前作から初動順位を大幅に上げたものの、その分余力が無くなり、前作Kis-My-Ft2を追い詰めたような動きにはならなかった。とは言え大きく崩れず4位に入ったのは、人気の高さを示すに充分な順位だろう。

 10位から4位までをお送りしました。

 今週惜しくも11位だったのは初動7位だったfripSide。Vo.の南條愛乃は10位のBiBiにも絢瀬絵里役で参加しており、個人としては10位と11位に入る結果となった。
 前節、「#ジェロマミリオン大作戦」で突如6位に登場したKinki Kidsは今週29位まで後退。CDTVでもランクインし、この運動を知らなかった一部視聴者が騒然となったが、SMAPの購買運動ほど大きな広がりは見せなかったようだ。

 それではベスト3の発表です

3位(4位) 三山ひろし四万十川」(2週目)
 先週初登場から1ランクアップでベスト3入り。同日リリースの氷川きよしをあっさり逆転し今回もロングヒットの予感を漂わせている。

2位(3週連続) AKB48唇にBe My Baby」(10週目)
 今週も2位で10週連続ランクイン。次のシングルが来月9日に迫っているが、朝ドラの効果も相まってそこまでランクインし続けそうな気配がある。

1位(初登場) KAT-TUN「TRAGEDY」(初動1位)
 アニメ「金田一少年の事件簿R」主題歌。KAT-TUNがアニメ主題歌を担当するのはこれが初となる。
 来月にもう1枚シングルとベスト盤を控え、更に先輩SMAPが4週勝ち抜いている中での登場となったが、初動首位から「おそ松さん」が伸びを欠いたのもあり楽な展開になった。首位獲得は前々作の「Dead or Alive」以来約1年ぶり。5月の東京ドーム公演を最後に活動休止を発表しており、それも影響した可能性もある。
 来月は更なる強敵が待ち構えている。果たして勝って活動休止に入れるだろうか。激戦は必至だろう。

 新譜を含めた今週のランキングはこちらからご覧下さい。

 以上が今週のランキングでした。来週は強力な初登場作品が不在。中間でも二転三転しそうな難解な展開となりそうだ。来週のランキングも、どうぞご期待下さい。