Green Hill Music Chart 2016 第17節結果

2016シーズン第17節(主に3月16日リリース作品)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。他所より新譜扱いが1週遅いですが、理由あっての仕様ですのでご理解いただければと思います。

 第13節までのハイライトはこちらをご覧下さい。

※ 先週はコブクロ「未来」の限定パッケージ(3万枚限定)がリリースされたため、今週に限りコブクロはランキングの対象外とします。あらかじめご了承下さい。

 それでは、今週のランキングを発表します。
順位(前節の順位) 歌手名「曲名」(トップ10入り週数・初登場は初動順位)

10位(初登場) ASIAN KUNG-FU GENERATION「Re:Re:」(初動7位)
 アニメ「僕だけがいない街」主題歌。今月19日から実写映画版が公開されているが、こちらはノイタミナ枠で放送されていたアニメ版の主題歌となる。先週24日深夜に最終回が放送されたのも影響してか、初動7位から今回はトップ10入り。なおBillboard JAPAN Hot100でも今回は高い順位を付けている。

9位(5位) 手嶌葵「明日への手紙」(週連続5度目のトップ10入り
 こちらもドラマは先週21日に最終回を迎えている。

8位(6位) AKB48唇にBe My Baby」(15週目
 なんと連続ランクインは15週目に到達。こちらのドラマは今週土曜日が最終回となっている。

7位(3位) 嵐「復活LOVE」(4週目

6位(初登場) 下野紘「リアル-REAL-」(初動6位
 「うたプリ」シリーズの来栖翔役でも知られる人気男性声優。声優デビュー15周年記念として本人名義での初のシングルリリースとなったが、初動6位と好スタートを見せそのまま順位をキープした。

5位(初登場) 防弾少年団「RUN」(初動2位)
 昨年11月に韓国でリリースされた楽曲の日本語版。特典効果もあり初動で12.1万枚を記録し、今週は5位まで順位を落としたもののこれで3作連続でのランクイン。徐々にではあるが自力を付けてきているようだ。

4位(2位) μ's「MOMENT RING」(3週目)
 μ'sのファイナルライブが31日・1日に東京ドームで行われる(各地ライブビューイングあり)。なお、紅白歌合戦を持病(先天性の膝の故障)で欠場した南條愛乃絢瀬絵里役)は曲数を制限し出演する。

 10位から4位までをお送りしました。

 今週惜しくも11位だったのは先週7位のKAT-TUN。先週はベスト盤がリリースされ、このシングルの表題曲も収録されていたため売上が落ち込んだようだ。
 また1年9ヶ月ぶりとなったケツメイシは初動9位から12位に後退しトップ10入りならず。Billboard JAPAN Hot100では高い順位を付けていたが、残念ながら格付け復帰とはならなかった。

 それではベスト3の発表です。

3位(1位) AKB48「君はメロディー」(2週目)
 今週も2作品が同時トップ10入り。

2位(初登場) トト子 feat.おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松「SIX SHAME FACES~今夜も最高!!!!!!~」(初動3位
 アニメ「おそ松さん」エンディングテーマ。半年間、多くの話題を提供してきたアニメは主題歌シングルの売れ行きも絶好調。今回も初動5.0万枚と高い数字を出し首位を猛追。しかしまたしてもあと一歩及ばず2位までとなった。今週28日深夜に最終回を迎え続編の製作も示唆されるコメントもあり、またあの六つ子が大暴れするシーンが見られるだろうか。その時にはまた、主題歌シングルも上位をにぎわしそうだ。

1位(初登場) Kis-My-Ft2「Gravity」(初動1位
 前作に引き続き今回もまた「おそ松さん」との対戦となったが、初動首位から「何とか」逃げ切り首位を獲得。「何とか」はオリコンでは(81枚差)逆転されていたためで、新譜を含む順位では山内惠介を挟むものの、ここでもかなりの僅差だったと見られ、これまでにない苦戦を強いられたと言っていいだろう(ちなみにKis-My-Ft2が前回敗れたのはオリコンを調査対象としていた13年第36節で、この時はNMB48のイベント効果に屈している)。
 SMAPのメンバー分裂・解散問題の影響は旧飯島派のKis-My-Ft2にも及ぶだろう。彼らが今後どのような使われ方をするのか。ジュリー派との共演が有り得るのか。今後のジャニーズ事務所の方針を伺う上でも重要な立ち居地なだけにジャニーズ系のファン全員が注目するべき存在だろう。

 新譜を含めた今週のランキングはこちらからご覧下さい。

 以上が今週のランキングでした。

 さて来週は乃木坂46が登場。ここは相手不在で内容が求められるところか。また昨年の紅白に初出場した山内惠介も上位をうかがえる位置にいそうだ。来週のランキングもどうぞご期待下さい。