週間シングルルックアップチャート(8月1日付)

 シングルCDのルックアップ(稼動数)に絞って紹介している週間シングルルックアップチャート。それでは今週のチャートをチェックしていきたいと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。

順位(先週) 歌手名「曲名」(CDリリースからの経過週)

1位(初) Aqours青空Jumping Heart
2位(初) KinKi Kids「薔薇と太陽」
3位(3) 藤原さくら「Soup」(7週目・レンタル開始6月25日)
4位(初) E-Girls「E.G.summer RIDER」
5位(2) 関ジャニ∞[エイト]「罪と夏」(3週目・レンタル開始7月23日
6位(1) NEWS「恋を知らない君へ」(2週目)
7位() 桑田佳祐「ヨシ子さん」(4週目・レンタル開始7月16日
8位(初) 10-FEET「アンテナラスト」
9位(5) 嵐「I seek」(10週目
10位(10) ナオト・インティライミ「Overflows~言葉にできなくて~」(3週目)

 オリコン(週間4位)、サウンドスキャン(同3位)共に4.7万枚を計上したAqoursがルックアップで首位を獲得。アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」オープニング・テーマとしてリリースされ、配信でも好成績を挙げた一方、CD売上は伸びを欠く結果となったものの稼働率が非常に高く売上差を逆転する結果となった。
 初登場が4作登場し、6作がトップ10に残留。しかし順列はジャニーズの2組が後退し、藤原さくらがベスト3をキープし逆転。ナオト・インティライミが3週連続10位と粘り強い稼働を見せる一方、レンタル解禁で伸びを見せるかと思われた桑田佳祐は1ランクアップに留まった。レンタルランキングでは2位まで浮上したものの、セルCDの稼働がすでに落ち着いてしまっていたか。

 続きまして今週のオリコンチャートとの比較です(-は101位以下300位以内でポイント有り。×は301位以下でポイント無し、もしくは欠測。?はchart insightの各要素で20位以内が無く不明)。トップ10とルックアップで20位以内に入った新譜を掲載。

順位(ルックアップの順位) 歌手名「曲名」(CDリリースからの経過週)

1位(2) KinKi Kids「薔薇と太陽」
2位(4) E-girls「E.G.summer RIDER」
3位(82) Da-iCE「パラダイブ」
4位(1) Aqours青空Jumping Heart
5位(8) 10-FEET「アンテナラスト」
6位(?) BEAST「NIGHT(Whole Lotta Lovin)」
7位(?) BEAST「DAY(Freaking Cute)」
8位(×) ふわふわ「恋のレッスン」
9位(56) 藍井エイル「翼」(レンタル開始8月6日
10位(15) 765PRO ALLSTARSTHE IDOLM@STER PLATINUM MASTER 00 Happy!」

 オリコンでは19.3万枚(サウンドスキャンでは18.7万枚)を売り上げ首位を獲得したKinki Kidsだったが、ルックアップでは2位に後退。来年デビュー20周年を迎えるにあたり、今回のシングルから来年にかけて続くキャンペーンの第1弾となっており、締め切りとなる先週日曜日までに複数購入者が相次ぎ、稼働が売上程にはならなかったようだ。
 同じくオリコンでは6.0万枚サウンドスキャンでは5.7万枚)を売り上げ2位に入ったE-girlsは4位。こちらは先日のGENERATIONS同様、イベント終了後にバックステージに招待される抽選権があり、それ目当ての複数購入者のため、Kinki Kids同様稼働が売上程にはならなかったようだ。ただレンタルランキングでは3位に入っており、その分順位が押し上げられている可能性はあるだろう。
 実に4年8か月ぶりとなるシングルをリリースした10-FEETが健闘しルックアップでは8位。特典効果もありオリコンサウンドスキャン共に5位に入り3.0万枚を計上したが、CDもしっかり稼働していたようだ。