シングルCDのルックアップ(稼動数)に絞って紹介している週間シングルルックアップチャート。それでは今週のチャートをチェックしていきたいと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい(リンク先は書き換えを行いました)。
10月10日付 週間シングルルックアップチャート
順位(先週) 歌手名「曲名(表題曲)」(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)
1位(2) JY「好きな人がいること」(5週目・レンタル開始9月17日)
2位(1) 嵐「Power of the Paradise」(3週目)
3位(初) 米津玄師「LOSER」(レンタル開始10月15日)
4位(3) aiko「恋をしたのは」(2週目)
5位(初) UNDEAD「DESTRUCTION ROAD」
6位(4) 安室奈美恵「Hero」(10週目)
7位(初) 2wink「ハートプリズム・シンメトリー」
8位(12) いきものがかり「ラストシーン」(6週目)
9位(5) AKB48「LOVE TRIP」(5週目)
先週2位まで上がったJYが嵐を逆転し初の首位獲得。先週はすでにドラマが終了していたが、実質2週目となったレンタルランキングでも首位をキープし稼働の高さを見せつけた。一方3週目で首位を奪われた嵐は、いつもと比べると稼働が低めか。アルバムリリースで再点火する可能性はあるが、やや精彩を欠いているようにも見える。
トップ10に新譜は3作。先週6位までがトップ10に残りいきものがかりが12位から浮上。初動週は欠測と見られるランク外だったが、レンタルランキングでは上位をキープし続け順位を徐々に上げ、6週目でようやくトップ10入りを果たした。
続きましてCD売上チャートとの比較です。これに関してはオリコンの週間チャートを今季限りとして掲載していましたが、先月の計上ルール変更で本来の売上枚数からかけ離れた事例が見始めたため、残り少ない期間ですが、今週からサウンドスキャンの週間シングルチャートとの比較とします(-は101位以下300位以内でポイント有り。×は301位以下でポイント無し、もしくは欠測。?はchart insightの各要素で20位以内が無く不明)。トップ10とルックアップで20位以内に入った新譜を掲載。
1位(36) iKON「DUMB & DUMBER」
2位(3) 米津玄師「LOSER/ナンバーナイン」(レンタル開始10月15日)
3位(60) カントリー・ガールズ「どーだっていいの/涙のリクエスト」
4位(68) 氷川きよし「みれん心」(35週目・先週新パッケージリリース)
5位(5) UNDEAD「あんさんぶるスターズ! ユニットソングCD 2nd vol.01 UNDEAD」(レンタル無し)
6位(7) 2wink「あんさんぶるスターズ! ユニットソングCD 2nd vol.02 2wink」(レンタル無し)
7位(×) DREAMING MONSTER「ジャパニーズフォーシーズン!」(レンタル無し)
9位(?) LinQ「ふるさとジャポン」
10位(?) 妄想キャリブレーション「アンバランスアンブレラ」
14位(16) 板垣奏太郎「夢現乱舞抄」
11.5万枚(オリコンでは4.9万枚)を計上し首位を獲得したiKONはルックアップでは36位と売上とはかけ離れた稼働数となった。これでもBTOB(ランク外だった)に比べればまだマトモな順位とも言えるが、やはり特典目当てでの購入が多くを占めたのだろう。
4.9万枚を計上し2位となった米津玄師は3位。レンタルが解禁されていないもののこの高い順位はファンが新曲を待望していた証だろう。新譜では「あんさんぶるスターズ!」の2曲と「刀剣乱舞-ONLINE-」主題歌が上位ランクイン。「あんスタ」の2作はレンタルが確認されておらず、セルCDでの高い稼働となっているようだ。