2017シーズン第39節(主に8月23日リリース作品)結果
Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。2017年シーズンからBillboard JAPAN Hot100でのチャート要素の1つであるルックアップ(推定CD稼働)のランキングを格付け要素として発表します。またCD売上の要素はこの記事内で極力示さない方針で記載しますのでご理解いただければと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい(リンク先は2017年度第19節時点での最新仕様に書き換えました)。
それでは、今週のランキングを発表します。
順位(先週の順位) 歌手名「作品名」(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)
1位(3) Mr.Children「himawari」(5週目・レンタル開始8月12日)
2位(1) 星野源「Family Song」(2週目・レンタル開始9月2日)
3位(2) 乃木坂46「逃げ水」(3週目・レンタル開始8月26日)
4位(4) SEKAI NO OWARI「RAIN」(8週目・レンタル開始7月22日)
5位(9) DAOKO × 米津玄師「打上花火」(2週目)
6位(初) Flower「たいようの哀悼歌」
8位(5) EGOIST「英雄 運命の詩」(2週目)
9位(6) 西野カナ「Girls」(5週目・レンタル開始8月12日)
10位(7) 家入レオ「ずっと、ふたりで」(5週目・レンタル開始8月12日)
今週のTSUTAYAレンタルランキングで2週連続首位となったMr.Childrenが初動週以来4週ぶり2度目の首位獲得となった。前節までのハイレベルな水準を維持したと見られ、前節では先行していた乃木坂46と星野源を下した。ただ星野源は週末にレンタル解禁が控えており、乃木坂46はレンタル解禁直後。これに8週目ながら2週連続4位と好調を維持しているSEKAI NO OWARIを加えた4者の争いは熾烈を極めているだろう。
この争いに加われるか注目されるのが今週2週目ながら5位に浮上したDAOKO × 米津玄師。Billboard Japanでは今週、2位以下に大差を付けての首位獲得と絶好調であり、レンタルランキングでも3位に浮上。今後の展開を握る重要な存在となりそうだ。その「打上花火」にBillboard Japanで敗れたFlowerはここでも敗れ6位。今週の新譜最高位ではあるがベスト5の壁は厚かったようだ。久々となる(無印の)「アイドルマスター」メンバーによるシングルも7位と順位が出なかった。
11位以下では15位にももいろクローバーZの佐々木彩夏によるソロシングル、16位に中島みゆき、19位に凛として時雨が初登場。ただ順位的にはやや振るわなかったか。その他では高橋優が13位に浮上。またレンタルが解禁されたUNISON SQUARE GARDENが18位に再浮上し、来週は更に上位を目指す。なお前作は健闘したMONSTA Xだったが、今回は90位と惨敗を喫し格付けから除外された。
来週はPerfumeがS級昇格に挑む。前作は首位獲得に加え12週に渡りトップ10入りとなったが、今回その人気を持続しS級昇格を果たすのか。しかし相手は総選挙により選ばれたメンバーによるAKB48のシングル。過去3年、この時のシングルはいずれも週間1位となっており、更に今週の上位陣が加わり大激戦が予想される。果たして来週のチャートを制するのは? どうぞお楽しみに。
お知らせ:
今季も第39節が終了し、シーズン全体の3/4を終えました。そこで近日中に、今年の年間表彰に当たる「Green Hill Music Grand Prix 2017」の現時点での暫定選出メンバーを発表いたします。果たして誰が選ばれるのか。そして残り13週で、このメンバーはどう変わるのか。こちらも発表をどうぞお楽しみに。