2020シーズン第41節(8月31日~9月6日)結果
今季からGreen Hill Music Chartは大幅リニューアルを行い、Billboard JAPAN Hot 100のチャート要素であるルックアップ(推定CD稼働)に加え、ダウンロード、ストリーミングの週間チャートを取り入れ3要素の週間チャートを元に順位付けします。なお、各要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。
※ 先週第40節から、今まではMV再生数として扱われていたYouTube Musicの再生数が、ストリーミング数に編入されました。今週はストリーミング数とストリーミングでのポイントが逆転している箇所がありますが、ここではストリーミングでのポイント(Billboard JAPAN発表のStreaming Songsの順位)で順位付けします。
それでは、第41節の結果です。
あいみょん「裸の心」がポイントをキープして2週連続7度目の週間首位を獲得。ドラマ「私の家政夫ナギサさん」が先週最終回を迎えた影響が大きいだろう。今週のポイントで3要素全てで年間暫定10位以内に入り、全方面での大ヒットとなった。ここからどこまでポイントを伸ばせるか。
前節6位まで後退した「夜に駆ける」はストリーミングの首位を取り返し2位に再浮上。こちらもドラマ「MIU404」が先週最終回を迎えた「感電」もベスト3復帰。年間ベスト10も見えてきた(10位「Imitation Rain」とは11ポイント差)。なお同じく先週最終回を迎えたドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」の影響から、「Mazy Night」が再登場、「RUN」も順位を上げている。
初登場はいずれもダウンロードからの進出。YOASOBIの新曲「群青」がダウンロードで1位となり6位に。ドラマ主題歌の「きらきらにひかる」は12位。「Realize」は先週ダウンロードで12位だったが、今週は順位を伸ばし発売2週目で初登場。「夏のせい」は同名EP(売上はアルバム扱い)からの楽曲でトップ10入りとなった。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)
トップ10ではKing & Princeが1つ順位を落とし10位に。今週はSixTONES、King & Prince両者ポイントを得ていたが、King & Princeは失ったポイントが大きかった。それ以下ではBTSが20位に、Twenty★Twentyが27位、Aqoursが36位に浮上。BTSはアメリカBillboard Hot 100で2週連続1位と話題性もあり、しばらくポイントを稼ぎそうだ。
全ての結果につきましては、こちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週も強力な新譜は不在の状況。CDではAimer、miwa。ダウンロードでは現状、水樹奈々とノクチルが初登場での上位進出を目指しているが、やや力不足な面が否めないところか。ドラマの終了がチャートにどう変動をもたらすのか。来週のチャートもご期待ください。