Green Hill Music Chart 2022 第28節結果

2022シーズン第28節(6月6日~6月12日)結果

 

 昨シーズンから導入した「リカレント・ルール」について、今季は仕様変更を行い獲得ポイントについても制限を設けました。詳しくはリンクをご覧ください。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロードストリーミングルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは第28節の結果です。まずは11位以下を発表します。

2022 Round 28 Result

 今週は28曲がポイントを獲得。急上昇した曲は無く、初登場と再登場が既存の曲を押し出す形になっている。

 初登場は5曲。ゲーム「Heaven Burns Red」から「Burn My Universe」が11位。このゲームからは15位の「Before I Rise」と共にチャートインとなった。「うたプリ」から「Moon Rain」、「Let's be Happy!」が21位、26位。共にキャラの誕生日合わせでのリリースとなっている。3月にリリースされた「バニラ」がリリース14週目にしてポイント圏内進出。MV再生数やカラオケでも徐々に上位に進出しており、下半期のダークホースとなり得る。モー娘。半年ぶりのシングルとなった「Chu Chu Chu 僕らの未来」が28位に入った。またシングルCDがリリースされ「初恋が泣いている」が再登場となっている。

 

 つづきましてトップ10の発表です。

2022 Round 28 Top 10

 初登場は3曲。劇場版「ONE PIECE FILM RED」主題歌「新時代」が6位。ドラマドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」挿入歌「わたし」が5位。今週リリースのアルバム「Proof」のリードナンバー「Yet To Come」が3位となった。なおSixTONESは新譜のリリースにより「共鳴」が大きく順位を伸ばし、「NAVIGATOR」が27位に再登場している。

 首位争いは共にポイントを落とし同点となり、Contact(3要素の売上、再生数をポイント化)の順位差により「M八七」が首位を明け渡し、「ミックスナッツ」が4週ぶり4度目の週間首位獲得となった。また「Habit」はHIKAKINとのコラボMVの効果もあってか、ポイントを伸ばし首位に接近している。次節は上位4曲による首位争いとなるのか?

 

 それでは今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

Artist Ranking 22-28

 トップ10では優里が5位に後退。優里は昨年のポイントがあるため、今後もポイントの減少が避けられない状態です。またSixTONESが9位に浮上。8位米津玄師も昨年のポイントがあり、ここからややポイントを落としながらの推移となりそうです。

 なおBTSも昨年のポイントがあるため、現状は減少分のポイントの方が多く3位Aimerとの差は徐々に縮まりそうです。

 

 その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が第28節のチャートでした。

 

お知らせ:

 今年も上半期表彰「Green Hill Music Camp 2022」の発表が近づいてまいりました。今週末は昨年下半期と今季上半期の変則年間ランキングによる選抜戦。「Green Hill Music Review 2021-22」を18日19:00に発表します。

 なお今回はルックアップからの選出は行いません。これは昨年9月のupdateにより、ルックアップのポイント換算が大幅に減少したためで、昨年8月以前にリリースした曲が有利になってしまうためです。今回はこれにより、選出される曲は5曲となります。あらかじめご承知おきください。

 

 それでは、発表をお待ちください。