2022シーズン第29節(6月13日~6月19日)結果
昨シーズンから導入した「リカレント・ルール」について、今季は仕様変更を行い獲得ポイントについても制限を設けました。詳しくはリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第29節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は27曲がポイントを獲得。「それを愛と叫ぶなら」と「初恋が泣いている」はドラマが終盤を迎えているのもランクアップの要因となっているか。
初登場は2曲と少な目。ゲーム「Heaven Burns Red」から「Everlasting Night」が18位。このゲームからは長期間の連続リリースが予定されており、しばらくチャートインが続きそうだ。もう1曲はアニメ「ちいかわ」から「ひとりごつ」が24位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
初登場はここも2曲。ドラマ「吉祥寺ルーザーズ」主題歌「LOSER」が7位。ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」主題歌「レンズ」が5位に入った。
そして上位争いは混戦となり、上位6曲が10Pt.以上と白熱。ストリーミングでもポイントを得た「新時代」が4位に上がり「Yet To Come」に肉薄。そして首位争いはポイントを伸ばした「Habit」が同点まで迫るが、Contact(3要素の売上、再生数をポイント化)の順位差により「ミックスナッツ」が2週連続5度目の週間首位獲得となった。なおこの上位2曲は今週シングルCDがリリースされたため、来週以降はルックアップのポイントも加わる見込みとなっている。
それでは今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10では米津玄師が9位に後退。これでSixTONESが8位に順位を上げた。米津玄師はポイントの獲得があるものの、失うポイントの方が多く順位を落としていきそうです。来週以降も首位争いが予想されるヒゲダンとセカオワは、ここからどこまで上がるでしょうか。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第29節のチャートでした。
お知らせ:
今年も上半期表彰「Green Hill Music Camp 2022」の発表が近づいてまいりました。先週の「Green Hill Music Review 2021-22」につづきまして、今週は過去に年間、上半期表彰で選出されていないものの、今年上半期チャートに登場し上位に進出したアーティストを紹介する「Green Hill Music Trial 2022」を24日に、そして本編となる「Green Hill Music Camp 2022」を25日に、それぞれ19:00に発表します。
こちらの方も、どうぞお楽しみに。