Green Hill Music Chart 2023 第38節結果

2023シーズン第38節(8月14日~8月20日)結果

 

 このチャートで用いているBillboard JapanのダウンロードストリーミングMV再生数の要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは第38節の結果です。まずは11位以下を発表します。

2023 Round 38 Result

 今週は23曲がポイントを獲得。この中で前節からポイントを伸ばしたのは「メフィスト」のみ。1ヶ月前に公開されたTHE FIRST TAKEやライブ映像が功を奏しているようだ。

 初登場の2曲は共にBMSG系の2組。アニメ「範馬刃牙」エンディング曲「Salvia」が23位(CDはSKY-HI「Sarracenia」とのスプリットシングルの形式で30日にリリース)。5月の1stシングル以来となる「LIGHTNING」が14位に入った。

 

 つづきましてトップ10の発表です。

2023 Round 38 Top 10

 「Dangerholic」が再び順位を伸ばし7位。「I'm a mess」はダウンロードで初のポイントを獲得し一気に6位。夏フェスの出演も大きく作用していそうだ。

 初登場は3曲。2ヶ月連続での新曲リリースとなった「Moment」が8位。TBS系「世界陸上」、「アジア大会」中継テーマ曲「生命体」がダウンロード1位を獲得し5位。滝沢秀明による新事務所、TOBEから初の楽曲リリースとなる「CRUISIN'」が4位に入った。

 ベスト3は今週も変動無く、3週間同じ並びとなった。ただ3曲ともポイントは落としており、ダウンロードでの購買を今週にするよう呼び掛けたIMP.が来週はここに食い込んでくる可能性があるだろう。「アイドル」はこれで19週連続1位。来週も各要素でポイントを獲得した場合、第40節からは全要素でリカレント・ルールが適用され、獲得ポイントは半減となる。

 

 では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

Artist Ranking 23-38

 トップ10の変動は無し。ただ3位のAdoが昨年のポイントONE PIECE FILM RED)を失っているため、来週以降上位に変動が起こるでしょう。また「アイドル」のリカレント・ルール適用が近づき、現在週間で2位、3位にいるキタニタツヤとJung Kookがどこまで順位を上げられるか。

 

 その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が第38節の結果でした。来週もまたご覧ください。