2023シーズン第14節(2月27日~3月5日)結果
このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、MV再生数の要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第14節の結果です。まずは11位以下を発表します。なお前節まで上位に入っていた「Subtitle」と「KICK BACK」が今週からリカレント・ルールの対象となるため、今週はポイントが大きく変動する可能性が有ります。
※ King & Prince「ツキヨミ」がリカレント・ルールの対象になっている点を考慮していませんでした。こちらが訂正後の順位となります。
今週は27曲がポイントを獲得。上記の通りリカレント・ルールの影響で多くの曲がポイントを伸ばしている(前節赤文字)。また、「ビリミリオン」がストリーミングで順位を伸ばし6週ぶりに再登場となった。
初登場は4曲。キャラクターの誕生日合わせでリリースされた「FLAKE HEART」が13位。JRAブランドCMソング「crossovers」が17位。4月12日リリースのシングル「ABARERO」のMVが公開され21位。2020年6月にリリースされた「四季彩 -SHIKISAI-」がここに来てダウンロード売上を伸ばし初のチャートインとなった。
つづきましてトップ10の発表です。
前節初登場した「君のまま」が順位を上げトップ10入り。ただMV再生数が不備のためか反映されていないようだ。また「怪獣の花唄」のストリーミングが繰り上がりで10Pt.を獲得し4位に浮上。「星月夜」もストリーミングでは初のポイント獲得となった。
トップ10内の初登場は3曲。BTSのJ-HOPEとアメリカのラッパーJ.Coleとのコラボ曲「on the street」が9位。来週リリースされる「タペストリー」との両A面曲「W」が8位に入った。
首位争いは「Subtitle」が3位に後退。なおリカレント・ルールが無ければ今週も1位だったため、このルールになって以降初となる、リカレント・ルールによる首位逸となった。ポイントを伸ばした「第ゼロ感」が2位に浮上。新たな1位は今週シングルCDがリリースされたNiziUの新曲「Paradise」となった。CDリリースの影響が来週どう出るか。Billboard Japan Hot 100がここ数年に無い低水準の週間チャートとなっているため、しばらくは混沌とした状態となる可能性が有るだろう。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
※ こちらは上記訂正が反映されていませんが、40位以内については順位の変動はありませんでした。
トップ10ではKing Gnuが10位に後退。まだしばらく大きくポイントを落とす見込みのため、更に順位を下げていくだろう。今週6位の由薫がトップ40に進出。ドラマ「星降る夜に」は来週が最終回となっており、主題歌にもどれだけ反響があるかを見てみたい。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第14節のチャートでした。来週もぜひご覧ください。