2024シーズン第16節（３月11日～３月17日）結果
このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
先週第15節は審議を入れたため暫定結果としていましたが、審議の内容であるAdo「唱」のMV欠測疑いが今週になっても解消されていないため、今週も引き続き暫定結果として扱います。
追記：欠測が解消されたものの、過去にさかのぼって修正されなかったため、第16節の結果についても当初発表の順位通り確定とします。
それでは第16節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は23曲がポイントを獲得。今週はポイントを伸ばした曲が少なく、新譜に押し出される形となっているようだ。
その初登場は４曲。今月１日に亡くなった鳥山明原作のアニメ「ドラゴンボールGT」主題歌「DAN DAN 心魅かれてく」がダウンロード売上を伸ばし初のチャートイン。この曲は96年３月にリリースされており、累計のシングルCD売上は50万枚を超えている。８日にリリースされた「FLOW」は今週に入って売上を伸ばし14位に初登場。映画「恋わずらいのエリー」主題歌「SWEET NONFICTION」が16位。22位の「HEAVEN SKY」は元々17年11月にリリースされた曲だが、７～10日に行われたイベントの影響により売上を伸ばした。
つづきましてトップ10の発表です。
「タイムパラドックス」がオーディオストリーミングで順位を伸ばしトップ10入り。再生数も順調に伸びており着実に足元を固めつつある。
トップ10初登場は３曲。兵役直前に収録していた「FRI(END)S」が10位。映画「四月になれば彼女は」主題歌「満ちていく」が４位。デビュー曲のオーケストラアレンジとなる「Gifted. -Orchestra ver.-」が３位に入った。
しかし首位に立っている「Bling-Bang-Bang-Born」はいよいよMVの再生数が本格的に集計対象となり一気に爆発。登場10週目にして初のパーフェクト達成で３週連続１位となった。ただ今週も６位までが10Pt.を超えており、今週も水準の高い上位争いとなっている。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました（ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記）。
トップ10ではBE:FIRSTが10位に再浮上。今後はキャンペーンに頼らない方針となり自力が問われそうだが、どこまで上位を維持できるか。今週パーフェクトを決めたCreepy Nutsは４つ順位を上げ13位に浮上。MVの効果で更に順位を上げてきそうです。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第16節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。
