このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは今週から今季下半期に入る第27節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は22曲がポイントを獲得。「ケセラセラ」、「I wonder」、「Supernova」がオーディオストリーミングでポイントを伸ばし、「Supernova」は2週ぶりのチャートインとなった。
ここでの初登場は3曲。7月リリースのアルバム「残夢」からの先行配信となった「MIRROR」が16位。この週リリースされたアルバム「DEPARTURE」のリードトラック「NINNIN JACK」が18位。同じくこの週リリースされた3A面シングルから「灰toダイヤモンド」が20位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
トップ10の初登場も3曲。この週にリリースされたシングル「HITCHHIKER」のリードナンバー「Love seeker」が7位。ジョージア(コーヒー)のCMソングとなっている「毎日」が4位。この週リリースされたアルバム「No.O -ring-」リードナンバー「BON」が2位に入った。ただし「Love seeker」と「BON」はダウンロード売上でキャンペーン効果が大きく出ている可能性がある。
今週は新曲のリリース効果があり、Number_iは「GOAT」が3週ぶりにチャートイン。米津玄師も「さよーならまたいつか!」が5位に順位を伸ばし新曲と4位、5位を占める結果となっている。そんな中、今週も「Bling-Bang-Bang-Born」が首位を守り、これで14週連続1位となった。ただ今週でダウンロードとオーディオストリーミングの週間トップ10入りが20週に到達したため、来週以降は獲得ポイントが半減する(ビデオストリーミングは今週で12週目)。これにより上位争いは混沌としたものとなりそうだ。
なお14週間1位はOfficial髭男dism「I LOVE…」、「Subtitle」に並ぶ、現行仕様のチャートとなった2020年度以降では4位タイの記録となる。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
今週もトップ10は変動無し。ただ11位に上がった米津玄師が10位Omoinotakeに接近。来週順位が入れ替わる可能性があります。今週25Pt.を稼いだNumber_iも2つ順位を上げ14位に浮上。12位BE:FIRSTまでは射程圏内に入ったか。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第27節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。