Green Hill Music Chart 2024 第28節結果

 このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロードオーディオストリーミングビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは第28節の結果です。まずは11位以下を発表します。

2024 Round 28 Result

 今週は26曲がポイントを獲得。「I wonder」がオーディオストリーミングで初の週間トップ10入りを果たしポイントを伸ばした。再登場では「青と夏」が昨年の第41節以来、実に9ヶ月ぶりのチャートイン。「WE ARE」はMVが公開され8週ぶりのチャートインとなった。なお今週リリースされる予定だったシングルCDは7月24日に延期されている。

 ここでの初登場は5曲。先週末公開された「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:」から「月並みに輝け」が12位タイ、「今、僕、アンダーグラウンドから」が25位タイ。ドラマ「ブルーモーメント」挿入歌「Perfect Storm」が18位。今月リリースされるアルバム「只者」からの先行配信となった「NOW」が20位に入った(6月1日リリースながら今週初登場扱いとなっているため、先日のB'z同様iTunes類推分と見られる)。

 

 つづきましてトップ10の発表です。

2024 Round 28 Top 10

 「夢幻」と「hanataba」はシングルCDがリリースされ、その影響でダウンロード売上が反発。「hanataba」は3週ぶりのチャートインとなる。

 トップ10の初登場は2曲。BTSのデビュー日(FESTA)に合わせリリースされた「Never Let Go」がダウンロードで1位となり6位に。今月リリースのシングルから「自業自得」が5位に入った。ただしストリーミング再生数はキャンペーンを行っているLINE MUSICが大多数となっている。

 今週から「Bling-Bang-Bang-Born」はダウンロードとオーディオストリーミングでリカレント・ルールが適用され、その影響で「Magnetic」、「幾億光年」、「ライラック」はオーディオストリーミングでポイントを伸ばした。この中でも「幾億光年」が復調し、それ以外でもポイントを伸ばしベスト3に復帰。ただその中でも「Bling-Bang-Bang-Born」は首位を譲らず、これで15週連続1位。リカレント・ルール適用後に週間1位になったのは、これが初となる。年間の獲得ポイントも500を超え、どこまでこの記録を伸ばせるだろうか。

 

 では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

Artist Ranking 24-28

 今週もトップ10は変動無し。先週お伝えした10位争いは、Jung Kookを含め二桁ポイントを積み上げ動き無し。一方で今週も12Pt.を重ねたNumber_iは1つ順位を上げ12位BE:FIRSTにも接近。次節開始時点ではNumber_iが上回る事となった。

 

 その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が第28節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。