このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第38節の結果です。まずは11位以下を発表です。
今週は23曲がポイントを獲得。ここは初登場以外で前節からポイントを伸ばした曲は無く、伸びを欠く形になっている。
ここでの初登場は3曲。先週アルバムがリリースされた「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:Re:」から「ドッペルゲンガー」が12位、「僕と三原色」が18位と2曲がランクイン。先週リリースされたシングルより「なんだかセンチメンタルな時の歌」が21位に入った。
なお「ケセラセラ」がオーディオストリーミングでのトップ10入りが通算52週目となり、来週以降はより厳しいリカレント・ルールが適用される。昨年末にシングルパッケージでリリースされていない曲としては初めてレコード大賞を受賞して以降、オーディオストリーミングでトップ10を逃したのはたった1週間とポイントを重ね続けた。
つづきましてトップ10の発表です。
THE FIRST TAKEでの公開があった「Supernova」が第27節以来11週ぶりに再登場となった。
上位では5週連続1位だった「ライラック」が4位に後退。しかし4位で21Pt.と上位勢はハイレベルな争いに。その割を食い、10位が5.5Pt.まで低下。順位を上げた「舞台に立って」は前節と同ポイント。「Bling-Bang-Bang-Born」はポイントを落としている。「はいよろこんで」はポイントを上げたものの3位に後退。「familie」が一気にポイントを伸ばし2位まで浮上。しかし首位に立ったのは初登場の「Blissful」だった。ただBE:FIRSTが前作にあたるATEEZとのコラボ曲で1位獲得の翌週にランク外に沈んでおり、パトロンだけによるチャートハックの可能性もある(実際LINE MUSICでは週間1位獲得目標のキャンペーンがあった)。もちろん他の曲にも言えるが、この「たった1週間」の結果だけでヒットとするのは早計だろう。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではBE:FIRSTが10位に浮上。ただ42節以降「Mainstream」のポイントを失うため、現状では今季最終順位は下がりそうだ。またSnow Manが1つ順位を落とし8位に後退。こちらも今季最終節まで失うポイントがあるため、現状9位Number_iとは100Pt.以上の差があるが、場合によっては逆転する可能性もあるだろう。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第38節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。