Green Hill Music Chart 2024 第39節結果

 このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロードオーディオストリーミングビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは第39節の結果です。まずは11位以下を発表です。

2024 Round 39 Result

 今週は21曲がポイントを獲得。ここでは初登場、再登場を除き前節からぽ韻を伸ばした曲は無く、新曲に押し出される形となったか。

 その初登場は2曲。ソロとしては実に5年半ぶりとなる新曲「SEASONS」が12位。オンラインゲーム「ファイナルファンタジー14」より「星なき摩天楼 ~ソリューション・ナイン~」が18位に入った。

 

 つづきましてトップ10の発表です。

2024 Round 39 Top 10

 ここも初登場以外で前節からポイントを伸ばしたのは「ファタール」のみ。前節は順位を落としたが、19日に出演した「CDTVライブ!ライブ!」の効果があったようで1週間で順位を戻してきた。

 ここでの初登場は4曲と多め。こちらもこの2人としては6年ぶりとなる新曲「眩しい未来」が10位。来月末リリースのアルバムから「EMPIRE」が9位。映画「ラストマイル」主題歌「がらくた」が8位に入った。

 前節首位の「Blissful」は7位まで後退。ただこれでも粘れた方か。上位争いには来月リリースの1stアルバムから「INZM」が3位に初登場。ただダウンロード売上に関してはキャンペーン効果が強く出ているため、鵜呑みには出来ないだろう。これに伴い「BON」や「GOAT」も再登場を果たしている。結局前節ベスト5が総じて前節からポイントを伸ばせなかったものの、前節2位、3位が1つずつ順位を上げ「familie」が登場3週目で首位獲得に成功した。

 なお今週のチャートでは昨年度から43週連続でチャートインしていた「晩餐歌」が脱落。上半期のチャートを牽引した「Bling-Bang-Bang-Born」と「幾億光年」がトップ10から後退しており、今週のチャートがターニングポイントとなりそうな動きを見せている。

 

 では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

Artist Ranking 24-39

 今週はトップ10に変動無し。ただ4位Creepy Nutsが3位Adoに接近。Adoは41節から「唱」のポイントを減らし始めるため、その前に3位が入れ替わるかとなりそうです。

 

その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が第39節の結果でした。今週で今年度の3/4が消化。ここでは現時点での暫定年間ランキングベスト20を見てみましょう。

2024 Yearly Ranking (after period 39)

 

 果たして最終的にはどのようなランキングになるのか。来週のチャートもぜひご覧ください。