このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
(重要なアップデート)
Billboard Japanでは今季下半期(6月4日発表)のチャートから、Hot 100ではチャートイン52週を経過した曲、およびHot Albumsでは26週を経過した作品に対し、ストリーミングのポイントを割合減算するリカレント・ルールを導入しました。リカレント・ルールについては以下のリンクもご覧ください。
当Green Hill Music Chartでは2021年度よりリカレント・ルールを導入しており、今回の改訂に伴い「Hot 100に反映される(CHART insightに表示されている)順位によりポイントを付与する」との規定に、(ただしリカレント・ルールの対象になっている曲は除く)とし、今後チャートを制作していきます(大多数の曲は今まで通り順位が付きます)。
それでは第30節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は23曲がポイントを獲得。前節からポイントを伸ばした赤表示が多く、「怪獣」はトップ10から後退したがポイントは前節以上、「夢中」はダウンロードで再びポイントを獲得。「青と夏」と「点描の唄」が再登場となった。
ただその割にここでの初登場は1曲のみ。今年の神宮球場でのライブ(9月4~7日)の記念ソングとなった「真夏日よ」が21位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
「倍倍FIGHT!」がビデオストリーミングの順位を上げトップ10復帰。「ブルーアンバー」が再びダウンロードでポイントを手に入れ6位に再浮上した。
トップ10での初登場は2曲。モスバーガーのCMソングとして金曜日にリリースされた「ある未来より愛を込めて」が7位。今週最終回を迎えたアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の先週放送分でエンディング曲として使用された「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」がダウンロードで1位となり5位に入った。元々1988年公開の劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」主題歌だったが、突如この楽曲が使用されると、アニメで使用された新録版もリリースされた(ショートVer.を含め、売上は原曲を含め合算されている模様)。
前節ミセスとHANAで4位までを占めていた構図は今週も継続。ただ前節1位の「Burning Flower」が3位に後退し、3位だった「クスシキ」が4週ぶり通算7週目の首位を獲得。ミセスが1・2位を独占し、HANAが3・4位で追走する形となった。なお「薬屋のひとりごと」(第2期)は来週が最終回となる。
それでは今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではHANAが2つ順位を上げ7位に浮上。6位back numberとも1Pt.差であり、来週順位が入れ替わる可能性があります。一方でNumber_iが入れ替わる形で9位に後退した。
その他ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第30節の結果でした。そして先週のGreen Hill Music Review 2024-25に続き、今週は過去に選出歴の無い日本人アーティストによる新人戦Green Hill Music Trial 2025を金曜日に、上半期のランキング上位が勢ぞろいする本編Green Hill Music Camp 2025を土曜日に、それぞれ発表となります。こちらもどうぞお楽しみに。
それでは来週のチャートもぜひご覧ください。