FF9をやってみました

 FFは現在PS3用を主に作っている13が開発中ですが、初期PS時代のFF9を結構時間をかけてやりつづけていました。

 2年前の冬コミに落ちて暇していた時に、GB版のDQ1・2と一緒に中古で買ったものなので、クリアまで2年近くかかり、アイテムとかを拾いまくって結果プレイ時間は52時間近くかかりましたが、ようやく先ほど終わりました。

 FF9は2頭身キャラで初期のFFファンには評判が良かった作品らしいのですが、どことなーく2時間もののルパン3世のようなノリ(主人公が盗賊だからね)であるところもあり、またパーティーのみんながそれぞれに悩み、自らを求める姿があり、それが最近のFFにある“嫌味”と言うのを感じずまとまっている良作であると思いました。

 初期のFFシリーズ(5までだったかな?)ではクリスタルと言うものが登場していましたが、9ではそのクリスタルの存在が復活(11でもアイテムとして登場する)。FF9の世界の起源としてクリスタルが登場する訳ですが(もちろんこの場面は最終盤となる)、FFシリーズそのものの起源としての意味合いも強いです。事実ここから先は初期シリーズからFFの製作に携わってきた坂口さん(ゲーム担当)や植松さん(音楽担当)の手から離れていくことになってしまうので、「今のFFはちょっと…」と言う人も少なからずいます。FF7発売時にはすでに製作が始まっていたと言われていた作品ですが、ちょうどDQ7と発売した時期が重なった(DQ7の方が発売は後)こともあり、話題を持っていかれた感のあるFF9ですが、十分楽しませてもらいました。

 でも、クジャは8頭身にして何かしら売り出せば少しは人気出たかも…