第３９節はKinki Kidsがデビューからの連勝を２６に伸ばす首位獲得。しかし売り上げは１９．０万枚と、時間帯が違うとは言え同じドラマ主題歌だった前節の嵐を下回る結果となってしまった。２作連続で２０万枚を割ってしまった彼らは、転機とも言えるこの状況にどう立ち向かうのか？ 倖田來未も同じく伸び悩み、６．５万枚と首位を追うことなく２位に甘んじる結果となった。
絢香はＤＶＤ付きの別パッケージ版をリリースし売り上げをアップ。この２段ロケット方式は今後も継続されるのであろうか。平井堅は初日まさかの出遅れで６位まで順位を戻すのがやっと。賛否両論分かれる結果となり今後に不安を残した。その初日に波乱を演出したPerfumeが前作３１位から７位と大躍進。ネットで人気に火が付いた彼女たちの今後に期待が高まる。さらに「みんなのうた」からおしりかじり虫が遂にトップ１０入り。話題の曲なだけに今後さらに伸びる可能性もありそうだ。SOPHIAは３作ぶりのトップ１０入りとなる９位、ハロプロの新ユニット、音楽ガッタスが１０位に食い込んだ。なお今週は、1000回目のオリコン・アルバムチャートとなり、Ｖ６がその記念すべき週で首位を獲得した。
第４０節は明けて１９日リリースのシングルが初登場の中心となる。以前にお伝えした通り、ここはavex勢が上位を席巻しそうな感じである。
首位獲得候補は浜崎あゆみ。現在１６連勝中であり、相手が同じavex勢となれば、やはりチームオーダー（所属内格差）を出すのではないかと思われる。となればやはり結果が気になるところ。１０万は割りたくないところだろう。
前作は特典でＣＤを買わせる手法で各所方面から非難が集中した東方神起であるが、ここは上記の通り無理をさせる必要は無いので本来の力がそのまま出るのではないかと思われる。ここでの数字が基準と見ていいだろう。
ＡＡＡはアルバムからのシングルカット、鬼束ちひろは先行シングルと、両者本来の力を発揮できるかは微妙なところ。レベルが低くなればDJ OZMA、一青窈にもチャンスが出てきそうだが、旧譜の勢いの方が上か。
いよいよ今シーズンも残り１／４。しかしまだまだ暑いチャート争いは続きそうだ。
オリコン
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