オリコン:2008年シーズン第30節結果と第31節展望

第30節結果(ベスト3は全て自己記録更新。1位にばかり目が行きそうだがしっかり押さえておきたい)

1位 Perfume(シングル初の首位獲得)
推定差 +6.78%(約5千枚、補正が高く付く傾向にあるようだ)
 昨年の今頃はニコニコ動画において、IDOLM@STERとのマッドムービーで人気に火か付き始めていた頃だった。あれから1年、彼女たちはなんとチャート首位を獲得するまでに至った。水曜日以降は追われる展開になったものの火曜日に付けたリードを守りきっての勝利。前作は前々作から倍増だったが、ここでも更に倍の8.1万枚を売り上げ堂々の首位獲得となった。

2位 マキシマム ザ ホルモン(自己記録更新)
推定差 +4.23%(約3千枚)
 2年ぶりのシングルリリースとなったが、いきなり発売日前に前作の初動を更新し、水曜日以降はデイリーチャート首位を走り続けた。6.9万枚は前作から3倍強と言う大幅な伸び。1年4ヶ月前のアルバムの初動、7.1万枚に匹敵する数字を叩き出し、こちらも今後から目が離せないだろう。

3位 いきものがかり(自己記録更新)
 火曜日付けは5位だったものの、徐々に前との差を詰めベスト3を逆転でものにした。3.2万枚は前作から6割近い伸びを見せている。アルバムでの良績を残していたこともあるが、アニメタイアップの効果とも言えるので次回は真価を問われるだろう。

4位 Berryz工房
 ペース的には苦しかったものの、なんとか3万枚に乗せることが出来た。相変わらずイベント参加券頼みと言う点は否めないが、ここまではっきりしたペースを刻んでくれると予想しやすいとも言える。

6位 青山テルマ
 単独名義としては10ヶ月ぶりとなったが、火曜日付けは8番手とやや低い位置からのスタート。しかし中盤以降は伸びを見せここまで順位を押し上げた。配信でも好調で上位に踏みとどまれるか。

7位 倉木麻衣
 前作5位から順位は落としているが、売り上げは伸ばしている。火曜日付けは6番手だったものの、今回は相手関係が強化されていたのが、この順位となってしまった要因だろう。

8位 スーパー・ジュニア
 韓国の男性13人組ユニットの日本デビュー作。イベントとweb限定版の効果で4番手と高い位置からスタートしたが、週末にはデイリー50位圏外へと沈んでいたため、ここまで順位を落とした。

10位 BREAKERZ
 竹下登元首相の孫として最近テレビに良く登場するDAIGO率いるロックバンド。推移的にはトップ10入りは難しいと思われていたが、専門店限定の特典効果で補正が大幅に加わった模様だ。


正式な結果は必ずオリコン発表のものとご照合・ご確認ください。
http://www.oricon.co.jp/


第31節展望(東方3連勝に待ったをかけるのはあの人気若手女優か?)
(C)はカップ戦出場アーティスト(トーナメントは中止となりました)

(C)東方神起(現在2連勝中)
 今年に入り初勝利から連勝と着実に勝ちを重ねている。ここで勝つようだと、avex系に有利なベストヒット歌謡祭の今年度最有力候補(倖田來未の出場に疑問符をつけざるを得ないため)となりえるが、どうやらそれを阻む者はいなさそうだ。

新垣結衣(初のシングルリリース)
 昨年末のデビューアルバムが3位と結果を残し、3種リリースでこのシングル初戦を迎える。ドラマ主題歌だがそのドラマは今週最終回と異例のローテーション。さらに数量限定となっており、チャートアクションも見所となりそうだ。

月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)
 この名義としては5枚目、8ヶ月ぶりのリリースとなる。前作は9位だが10位で2.5万枚と言う非常にレベルの高い週だったため、ここでは順位も盛り返してきそうだ。

福耳
 杏子、スガシカオ山崎まさよしらが参加するスペシャルユニット。シングルのリリースは2年振りとなる。その前作は6位だったが今回はやや苦戦の傾向か。

アイドリング!!!
 前作9位と2作目でトップ10入りを果たした。やはりイベント頼みなのは否めないが、週末までにどれだけ数字を積み上げるがカギとなりそうだ。

John-Hoon
 韓国のトップスター、ジュン・フンが前売りで健闘している。前作は14位まで順位を上げており、ここで初のトップ10入りが見える位置からスタートできるか。


首位獲得予想枚数:
トップスタートは東方神起。2位以下に大差をつけての首位で9万枚前後の推移となっている。2番手は新垣結衣。限定版と言う点が気がかりだが、通常の推移なら高めに見積もって5万枚が見える位置となっている。