第４９節はKAT-TUNが今期最高初動となる３５．１万枚で圧勝。デビューからの連勝を５に伸ばした。なおこの売り上げだけで、今シーズンのシングルランキング暫定７位に飛び込む形となった。２位のケツメイシも１１．５万枚と、前作から大きく数字を伸ばし１０万枚越えを記録。EXILEは先行シングルの影響もほとんど無く９．５万枚と前作の水準をキープしての３位。非常にレベルの高いベスト３となった。
話題のKOH+は、好調のベスト３には届かず４位まで。それでも５．４万枚は健闘した方と言える。逆にモーニング娘。は今回キャンペーン無しで挑んだ結果、ベスト５入りを逃す結果となってしまった。数字的にもかなり苦しい結果となった。銀杏BOYZはやや初動を落としたものの、７位としっかり結果を残した。なおCoccoは１４位、INFINITY 16 welcomes SHOCK EYE from 湘南乃風,MUNEHIROは１５位、奥田民生は１７位と言う結果となった。
第５０節は明けて２８日リリースの曲が初登場の中心となる。有力どころのリリースラッシュもひと段落。今シーズン残り２週はまったりとした展開となりそうだ。なお２１日リリース予定だったTOKIO、Acid Black Cherry、倉木麻衣の３組がこの週に回ってきている。それがこの混戦に拍車をかけているようだ。
どうやらBerryz工房が逃げる展開になるようだ。抜けた存在が不在で、初日トップスタートも可能なだけに、これだけでも獲りたいところだろう。ただ力的には２週目のKAT-TUNより下と見るべきである。
首位争いはリリースを移してきたAcid Black CherryとTOKIOの争いになりそうだ。Acid Black Cherryは前作２位まで順位を伸ばしており、ここでの首位獲得に期待がかかる。しかしTOKIOは４種リリースと３作ぶりの首位獲得へ意気込みは十分と言ったところだ。
今週の前作初動トップのERIKAはやはり例の問題の後遺症を受けそうな展開で、首位争いに付いていくことが出来るか微妙な位置となった。勝てば女性ソロとしては史上初のデビュー３連勝（Kaoru Amane含む）となるが、その可能性はやや低くなったと言わざるを得ないだろう。
こちらもリリースを移してきた倉木麻衣が、トップ１０入りできるかどうかの位置取りとなっている。mihimaru GTとの競り合いだが、AIDS チャリティ Projectの動向も気になるところだ。
上位の逃げ粘りも十分注意したい第５０節。レベルは決して高くは無いが、接戦を期待したい。なお、日本有線大賞のノミネートが発表されましたので、別口で検討していきたいと思います。木曜日の１ヶ月予報もお見逃し無く。
オリコン
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追記：上位予想初動枚数
やはり接戦になっています。TOKIOの予想初動は４．０～４．５万枚、Acid Black Cherryは３．９万枚、Berryz工房は２．４万枚ですが、ERIKAの指数次第では大逆転の可能性もあります。
