第18節結果(水準は今週も上がらず。またしても最低記録更新ラッシュとなってしまった)
1位 EXILE(3連勝)
推定差 +1千枚
14人編成になってからの初シングルと言うことで、人数増による混乱の影響がどれ程のものなのか注目を集めたが、前々作をわずかに上回る17.2万枚と言う結果となった。ただ想定値はもう少し高めの数字だったため、このギャップを許容範囲と見るべきか、混乱の影響があったのか。様子見の部分はあったのかもしれないだけに次作の動きも見守りたいところだ。
2位 コブクロ
推定差 +1千枚
ここ3作連続で10万枚越えと言う内容面からEXILEとの対決に注目が集まったが、今回は曲調を変えたせいか大幅に伸びを欠く結果となってしまった。結果想定値からも離れた6.8万枚と、EXILEに倍以上の差を付けられる形となってしまった。今回のような曲調の曲でどれだけ売ることが出来るかが今後の課題となりそうだ。
3位 GIRL NEXT DOOR
今回も何とか“定位置”である3位をキープ出来たが、その売上推移は今まで以上の疑惑が浮かんでいる。例により週末に渋谷・新宿で緊急イベントを行ったが、ほぼ事前告知の無い状態で行われた中で土曜日の推定売上が木曜日に比べ約3倍に膨れ上がっている。更に特に何も動きの無いはずの金曜日にも前日比倍増と言う不可解な数字が弾き出されている(俗に言うkonozama砲でも無いようだ)。もちろんインサイダーを疑う声が圧倒的に占めており、そう言った意味では期待に応えた結果と言えるだろう。
4位 ℃-ute
GIRL NEXT DOORの不可解な伸びにより僅かの差でベスト3入りを逃してしまった。ただ、順位は前作から上げたものの売上は落としている。想定枚数を上回ったのは合同イベント抽選券の効果が残っていたと見るべきか。
10位 Base Ball Bear
映画公開週で週末の伸びも期待されたが、0.6万枚と前作から更に数字を落としてしまった。上位定着のためには上積みが必須ではあったが、このままでは次回はトップ10落ちは確実だろう。
その他
15位 白石蔵ノ介
25位 OLIVIA
白石蔵ノ介は2月リリースの水準であればトップ10入りは可能だったが、今回は伸びを欠き15位まで。OLIVIAはこの名義としての最高位は更新したが、以前の最高位の時から比べると売上は1/3以下に落ち込んでしまった。
さて先週は24位までが歴代最低水準となってしまったが、今週は23位からが最低水準の更新となってしまった。30位で2000枚を割るのも史上初。また100位のワースト記録も先週に引き続き更新となってしまった。
月曜付けデイリーチェック
首位は引き続きEXILE。今週の記録が記録だけにさすがに先週までと比べると数字は高い。今週も3万枚以上が見込めるスタートとなった。一方EXILEに惨敗を喫したコブクロは1万枚の前半ペース。新譜の基準はこれぐらいとなるだろう。
第19節新譜紹介
実績的には発売日を変更させ今週に持ってきた東方神起が一歩抜けている。ただカップリングにアルバムからのシングルカットが含まれている点が気がかりな部分だ。ゆずはドラマと地元横浜の開港150周年記念イベント主題歌で東方神起に迫る。ただなにより厄介なのがアニメ「けいおん」の主題歌CD2枚。アニメ放送直後からかなりの買い注文が飛んでおり「らき☆すた」の再来を予感させる部分もある。全体的なペースが低くなると、あっと驚く結果が待っているかもしれない。劇場版「仮面ライダー電王」主題歌に、結婚と今年限りでの活動休止を発表した絢香。更に前作の好調を引き継いでいそうなステレオポニーと今回はパチンコタイアップで挑む林原めぐみと言った多種多様なメンバーが上位を狙う。
来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/60718342.html