第51節結果(枚数は前節から大幅にダウン。しかし久々リリースがチャートを盛り上げた)
1位 東京事変(初の首位獲得)
推定差 ほぼ無し(+1.79%)
もちろん相手に恵まれた点はあるが、それでもデイリーチャートを完勝し、前作から1万枚以上の上乗せと状態を上げての首位獲得となれば評価せざるを得ない。椎名林檎としてもシングルでの首位獲得は約8年ぶりとなり、久々ながら顕在振りを大いにアピールする結果となった。
2位 DIR EN GREY(自己最高位更新)
終盤は大きく後退し、2位確保は難しいのではないかと思われていたが、何とかBUMP OF CHICKENを抑え2位となった。売上は微増となったが、順位的にはBUMP OF CHICKENが中盤もたついたのが逃げ切りの要因になったようだ。
4位 ASIAN KUNG-FU GENERATION
BUMP OF CHICKENには中盤までデイリーではリードしていたが、終盤で逆転を許しベスト3入りはならなかった。売上も前々作ほどの勢いは無くこちらは久々が影響した感がある。
5位 スノープリンス合唱団
やはり年齢的にも人気的にもまだ時期尚早だったとの声が聞かれている。緊急の握手会を開催し何とかベスト5に食い込んだが、やり方としてはガルネクに近いとの批判の声もあるようだ。
7位 西野カナ
今回も粘り強い推移を見せ2作連続のトップ10入りとなった。売上はやや落とす結果となったが、売上でも安定した結果を出すにはもう一伸び必要か。配信との兼ね合いの問題もありそうだ。
9位 銀杏BOYZ
こちらも久々で売上を落とす結果に。タイアップの映画公開がまだ先と言うのもあるが、ひとまず旧譜を抑えてトップ10入りできたのは収穫だろう。
10位 ベッキー♪#
今回が本格的歌手デビューとなる作品。これ以前に5枚シングルをリリースしているが最高位は45位だった。前作から3年10ヶ月ぶりのリリースでスタートは12番手だったが、大規模なイベントをこなしトップ10に食い込んできた。
その他
13位 菅原紗由理
16位 D
18位 ヒルクライム
44位 福原美穂
菅原紗由理はイベントをこなし1万枚を突破したが、トップ10入りには至らず。ただゲーム発売後に再加速の可能性はある。Dは前作と売上は同水準だったが、前回のようなレベルの低い週ではなかったためトップ10入りならず。ヒルクライムはインディーズ時代にリリースしたシングル曲を再リリースと言う事もあり前作のような伸びにはならなかった。次回は見直してもいいだろう。福原美穂は結局前々作(3,600枚)からの比較でもマイナスと言う厳しい結果となってしまった。
月曜付デイリーチェック
トップは引き続き東京事変。今週はそれ程上位のレベルが高くないため、今週の新譜にとっては楽な展開になりそうだ。東京事変は1万枚台前半ぐらいの推移か。3週目のBUMP OF CHICKENが2位で1万枚に届くかどうか。西野カナがここにきて3位に浮上したが、数字としてはあまり高くないためにトップ10には残れない可能性の方が高そうだ。
第52節(09シーズン最終節)新譜紹介
ここはやはり2年振りとは言え桑田佳祐が一歩抜けているようだ。前作の水準にどれだけ近づく事が出来るかが焦点となるだろう。2番手争いは w-inds.が引っ張る形となるか。例によりレコ大出演も果たしており、ここでいいところを見せておきたい。テイルズタイアップのBoAやGACKT、それと清水翔太の状態が良さそうで数字を伸ばしてきそうな感じだ。
来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/62661522.html