オリコン:2010年シーズン第10節結果

第10節結果(傾向的にも珍しいスタート時の上位陣はどのようになったのか?)

1位 Hey!Say!JUMP(5連勝)
推定差 6千枚(+2.79%)
 久々ではあるが前作とほぼタイアップ条件は同じこともあるだけにどのような推移となるかが焦点となったが、スタートで出遅れた分を中盤以降盛り返す形となりなんとか20万枚を突破。前作からはダウンと言う形となったが悲観するような内容ではないだろう。

2位 今井翼
 よもやのジャニーズ同門対決となったが明暗がくっきりと分かれた。水曜日まではデイリー2位と順調だったが、翌日によもやのデイリートップ10落ち。結局その後トップ10に復帰することなく週を明ける形となった。2位ではあるが3.2万枚と内容面から見て今後に大きな不安を残す船出となってしまった。

3位 西野カナ
 こちらは初日から順調に前作以上のペースで進み、伸びと言う面でも一斉計上のある日曜付け以外ではデイリーベスト3をキープし続けた。ここは上位進出が確実視されていただけに、結果を残しての3位は順位以上に価値があるだろう。

7位 北乃きい
 4番手スタートから西野カナを追う展開になるかどうか注目されたが、結局その後は旧譜との争いに巻き込まれる事となってしまった。発売日にはイベントを行ったものの売上面での効果はそれ程でもなく、デビュー戦で7位は悪くないが、やや尻つぼみ感のある結果となってしまったか。

8位 茅原実里
 人気アニメのタイアップと言うこともあり、やはり売上を伸ばす事に成功。三つ巴となった8位争いを征する事となった。映画は先週末からリピーターキャンペーン期間に突入し興行ランキングでもトップ10に復帰。これが後押しとなった可能性もある。

9位 新選組リアン
 8番手スタートで苦戦が予想されたものの、イベントによる後押しで下落幅を抑えることには成功。前作ほどのプッシュが無かった事を考えると、これぐらいの数字がベースとなるだろうか。

10位 真野恵里菜
 イベント頼みと言う点ではこちらの方が色濃い。この8位争いには敗れたものの、下とは差のある10位。売上も前作と同等で、こちらもこの数字が基準となりそうだ。


その他
11位 CHiAKi KURiYAMA
17位 the brilliant green
 トップ10入りにはややレベルの高い1.5万枚。CHiAKi KURiYAMAは来週以降であればトップ10入り出来たであろう。発売前と言うこともあり、「SEED」や「00」ほどの勢いが無かったか。前作はその「00」主題歌だったthe brilliant greenはノンタイアップだった事もあり大幅に数字を落とし17位。ほぼ2年ぶりだったが、タイアップの強さを物語る結果となってしまった。


月曜付デイリーチェック
 首位は引き続きHey!Say!JUMP。今月は有力どころの新譜が少なくなるため旧譜の“前残り”と言う事も多くなるだろう。2万枚台の前半ぐらいはいけそうか。3週目のAKB48が2位、4週目のはんにゃ,フルーツポンチが3位と旧譜が続く。オンナラブリーはまだ1万枚台の中盤ぐらいまでは行けそうな感じだ。


第11節新譜紹介
 いよいよ昨シーズンの主役、嵐が今シーズン初戦に挑む。ドラマ+五輪と言う組み合わせは北京五輪時と同様だが、「ズームイン」のタイアップは前期FUNKY MONKEY BABYSが大幅に数字を伸ばしているだけにどれだけの数字を残せるかに期待が集まる。シドがこの後に続く展開となるがそれ以下は旧譜を含めての混戦となりそうだ。倉木麻衣Berryz工房に加え、2010バージョンで登場する安全地帯も上位を伺っていそうだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63106879.html