これはTOKIOのファンも納得しないのでは?

(この日記は自身のmixi日記に13:27に投稿したものです。その日記に今日のデイリーチャート結果速報を加えたものです)


 6月28日付オリコンシングルチャートはTOKIOが大逆転で首位を獲得する事となった。デイリー推定値でトップを行っていたSound Horizonに最大で16,000枚近くリードを許していたが、週末だけでこの差を逆転。TOKIOとしては4作ぶりの首位獲得となった。しかしこの結果については例により物議を醸しており、TOKIOのファンからも疑問の声が挙がっている。

 この結果の要因となったのがシングルリリース後に緊急決定した週末のキャンペーン企画である。オリコンをよくご覧になっている方々からすれば「またか」と言うものであるが、今までこの手のやり口の場合は日曜付だけ売上がバカ伸びする傾向だった。ところが今回は「それだと日曜付の数字であまりにも不自然な数字を出さないといけなくなる」ため、週末2日間に渡るキャンペーンを展開。土曜付で約13,000と言う(これもフラゲ日以上なので十分不自然なのだが…)驚異的な伸びを見せた。

 ただこのキャンペーンそのものが全国41店舗でのみ展開されている事を考えると、やはりこの伸びは不自然なものと言わざるを得ない。またこの手の手法の常習犯的存在であるGIRL NEXT DOORも売れ行きの苦戦からか緊急キャンペーンを行ったが、そのイベントのあった土曜付で順位を落としている。ひょっとしたらavexもこの動きには苦言を呈している可能性がある。

 正直なところ、シングル売上に関して前作3万枚を割っており、順位も5年ぶりにベスト3入りを逃したTOKIOがこのような真似をしてくる事自体予想外だった。ただだからこそ、陣営に焦りがあったのではないかと思える節もある。恐らくEXILEの「FANTASY」がシングル扱いされ、今週も1位を守りきるのであればこのような事はしなかったのではないだろうか。ところがTOKIO陣営からすれば“どこの馬の骨とも知れぬ”Sound Horizonに敗れると言うのがよほど屈辱的に感じたのだろう。ちなみにテレビ番組の視聴率で言えば、同一時間帯の他のジャニーズユニット冠番組に比べれば高い方になる。キャリアも長い彼らだけにそれなりの上昇度であれば納得のいく結果とも言えたのだが…。


 近年このような疑惑の決着が1回は発生しており、いきものがかりの事務所社長がtwitterでブチ切れしたのは記憶に新しいところ。さて結果は?


日曜付けデイリーチャート速報:
 TOKIOが9,821で1位。Sound Horizonが3,258で2位。週間での総計はTOKIOが47,928、Sound Horizonが46,134と言うこととなった。また、Sound Horizonは週末にコンサートを行っていたが、数字を見る限り現地での物販売上が含まれていないようである。この点においても氷川きよしが毎度コンサートの度に売上を伸ばす事と矛盾が生じている。なお、GIRL NEXT DOORはそれ程高い上昇にはなっていないようである。これもTOKIOに配慮した形となっている可能性もある。