オリコン:2010年シーズン第31節結果

第31節結果(夏のアニソン祭り開催。ただ相乗効果はそれ程出ていないようだ)

1位 チームドラゴン fromAKB48
推定差 2千枚(3.04%)
 AKB48のほぼエースメンバーが集結した構成なだけに、どれだけの数字が出るかに期待が集まったが、8.0万枚まで数字を伸ばし首位獲得となった。ただこの数字に関しては、「SKE48や他の派生ユニットとの比較で見れば健闘した」と言う声もあれば、「11種リリースなのに、やはり握手券が無ければこの程度か」と言う少ないとの見方もある。超多種リリースと言う点はあるが、今週の結果は今のAKB48の力量の一部を垣間見る事が出来たとも言えるだろう。

2位 the GazettE
推定差 5千枚(12.74%)
 2位争いがどのような展開になるか注目されたが、なんと1週間デイリー2位の座を守り続け、更に高い補正も付き4.0万枚まで数字を伸ばす事となった。もちろんタイアップ効果もあるが、木曜日と金曜日に武道館でライブを行った効果も大きく出ているものと思われる。

3位 ケツメイシ
 前作実績ではthe GazettEより優位な立場だったが、結局デイリーでは一度も前に立つことが出来ず、前作から1万枚近く売上を落とす結果となってしまった。もちろんノンタイアップの影響が強いだけに巻き返しの余地はあるが、特典効果も薄く今週はいいところが無かった。

6位 林原めぐみ
 6番手スタートから中盤では4位まで順位を上げ久々のベスト5入りも狙える位置にいたが、旧譜の嵐とコンサート効果で上昇した浜崎あゆみに抜かれ6位に逆戻り。売上も前作から落としており、アルバム同発(アルバムも6位)、及びアニソン大量リリースの恩恵を受ける事が出来なかったようだ。

7位 超新星
 4番手スタートだったものの、やはり中盤での失速が響き、イベント効果での追い込みも林原めぐみを再逆転するには至らなかった。売上も前作からダウンしており、来月もシングルリリースが控える中、不安を残す結果となった。

9位 茅原実里
 7番手からのスタートで、林原めぐみに追随する場面も見られたがノンタイアップの分だけ伸びを欠く結果に。同じノンタイアップだった前々作からは売上を落とす結果となっており、こちらも林原めぐみ同様、相乗効果が見受けられなかった。

10位 BoA
 5番手からのスタートだったが、発売日以降は大きく順位を落とし何とかトップ10を守りきるまで苦戦する形に。売上も9千枚を割り込み前作から6割以上と言う大幅な下落となってしまった。韓国勢の苦戦を見る限り、先週のスタートスコアは4位以下の数字がかなり低かったものと思われる。


その他
11位 佐々木希
15位 クレイジーケンバンド
 初日8番手とまずまずのスタートを切った佐々木希。最終的には10位から離されての11位となったが、デビュー戦としては上々の結果か。一方クレイジーケンバンドはそれ以下からスタートした新譜にも次々と抜かれ15位まで後退。ベスト盤後初戦だったが、アルバム先行の前作以下と厳しい結果となってしまった。


月曜付けデイリーチェック
 首位は引き続きチームドラゴン fromAKB48。案の定、アニソンとしての評価は高くないが、それでも1週間首位を守りきることが出来た。今週も1万枚台は確保できそうである。2位、3位も週間順位と同じくthe GazettEケツメイシが付けた。ただこちらの数字は高くなく、共に1万枚には届かない見込みだ。なお、氷川きよしは火曜日と水曜日に東京(大崎)でコンサートを行うため、上位争いに加わる可能性がある。


第32節展望
 前作首位獲得者が3人並ぶと言う豪華な顔合わせとなったが、前作実績を考えれば山下智久が抜けた存在となっている。2位争いの方が混戦となりそうだが、前作実績では遊助が一歩上。シングルは久々となる安室奈美恵は巻き返す事が出来るだろうか。今作からavexに移籍したGACKTと、こちらも久々のWaTがこれに続く形か。強力なコラボ盤となっている今井美樹×小渕健太郎 with 布袋寅泰黒田俊介も安価シングルの恩恵も加え上位争いに加わってきそうだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63653420.html