オリコン:2011年シーズン第27節の見どころ

第27節の見どころ(J-POPvs.K-POPの全面対決が実現。ホームなら負けられないが…)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 Kinki Kids(30連勝中・前作16.5万枚)
 ゲーム「真・三國無双6」イメージソング。今回はタイアップが付いたものの、このゲームのリリースは震災前の3月だったため、タイアップ効果が薄くなってしまい前作をやや下回るスタートとなってしまった。ただ前作並みの数字に挽回することはまだ充分可能なので、何とかプラスに転じさせておきたいところだ。
推定初動枚数:16.3万枚(前作の数字を上回ることが出来るかが、今回の見るべきところか)

2位 超新星(前作7位・1.3万枚)
 映画「RUN60」イメージソング(6月25日公開)と、テレビ東京ちょこっとイイコト~岡村ほんこん しあわせプロジェクト」エンディング曲のダブルタイアップ。何と発売日前に前作初動の2倍以上となる2.8万枚を売り上げ、今週大挙登場する男性K-POPグループの中でも最上位スタートとなった。

3位 BEAST(前作2位・2.9万枚)
 前作のデビュー戦は震災翌週のリリースでありながらも高い水準で売り上げを伸ばし2位に入ったが、今回はその数字をどこまで引き伸ばせるかが注目された。スタートの数字は2.1万枚でまず前作越えは間違えないところだが、超新星に先行を許した2位争いを逆転する事が出来るのかが見どころとなるだろう。

4位 SUPER☆GiRLS(前作5位・1.4万枚)5種→3種
 表題曲がイトーヨーカドー「恋☆水着、恋☆浴衣」CMソング。カップリングがアニメ「プリティリズム オーロラドリーム」エンディング曲。デビュー戦からパッケージ数が少なくなり苦戦も予想されたが、この時点で前作初動並みの枚数を捌けている可能性がある。avexには来月SKE48が移籍する事となっており、同じ女性アイドルグループとして存在感を示しておきたいところだろう。

5位 モーニング娘。(前作5位・3.4万枚)5種→4種
 こちらもパッケージ数が少なくなっているが、なんとSUPER☆GiRLSに先行を許す立ち上がりとなってしまった。この時点では相手の勢いが上回っている可能性があるが、明日以降巻き返せば逆転の可能性も見えてくるだろう。

6位 ベッキー♪#(前作9位・1.1万枚)1種→2種
 表題曲が「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」CMソング、日本テレビ系「ゲーマーズTV 夜遊び三姉妹」エンディング曲、日本テレビ「ポシュレデパート深夜店」のトリプルタイアップ、カップリングが「眼鏡市場」キャンペーンソング。一方こちらはパッケージ数を増やして望んでおり、下位のメンバーを見る限りでは前作以上のペースである事が伺える。

7位 大国男児(前作9位・1.0万枚)
 こちらもデビュー2戦目となるが、同じ男性K-POPグループの超新星BEASTの陰に隠れている感が否めないところか。前作以上のペースである可能性はあるが、何とか存在感を示したいところだ。

8位 SuG(前作3位・1.3万枚)
 映画「ポールダンシングボーイ☆ず」主題歌(5月28日公開)と、テレビ朝日系「お願い!ランキング」エンディング曲のダブルタイアップ。タイアップが付いたものの、効果としてはそれ程ではない可能性があるだけに、前作並みの売り上げ水準を守れるかどうかと言った展開となるか。

9位 秦 基博(前作11位・8,900枚)
 上下関係から見ればこの位置からのスタートは相応なところか。前作がアルバム先行だっただけに、まずはこの数字は越しておきたいところだがトップ10入りは厳しいだろう。

10位 Galileo Galilei(前作15位・5,100枚)
 アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」主題歌と、CS局MUSIC ON!TV「ANIME☆ON!」エンディング曲。今期のアニメの中でも話題作に入る作品の主題歌と言う事もあり注目されていたが、旧譜を上回るスタートで前作越えはまず間違えないところか。ここからどこまで上位を脅かすことが出来るか。


来週以降のリリース状況はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64776786.html