中間発表:Green Hill Music Grand Prix 2011

 当ブログオリジナル紅白歌合戦「Green Hill Music Grand Prix 2011」との開催が迫ってきましたが、ここまで発表された選考対象となる年間チャートと賞レースの結果を見てみましょう。

第44回日本作詩大賞(11月27日)
大賞:山上路夫いくたびの櫻」唄:ふくい舞
 今年の日本作詩大賞では1981年の阿久悠「もしもピアノが弾けたなら」唄:西田敏行以来30年ぶりに演歌歌手以外が歌った楽曲が選ばれました。本来ここでの大賞、及び優秀作品賞受賞楽曲は、今年からスタートしたGrand Prixの演歌版「演歌選手権」の選出対象でしたが、協議の結果今回は特例としてふくい舞にGrand Prixへの選出権を与える事となりました。

レコチョク年間ランキング2011(12月1日)
http://recochoku.jp/recochoku_ranking/yearly_full.html
年間1位:「好きだよ。~100回の後悔~」ソナーポケット
 レコチョク年間ランキングでは昨年まで無敵を誇っていた西野カナが陥落(最高位18位)。新王者は名古屋出身の3人組ソナーポケットとなった。この曲は上半期2位だったものの年間チャートでは逆転した。

2011 USEN J-POP 年間総合ランキング(12月8日)
http://music.usen.com/special/2011_chart/A26.html#A26
年間1位:「また明日…」JUJU
 上半期チャートでも首位だったJUJUの楽曲が年間ランキングでも首位を獲得。これは史上初の快挙となった。JUJUは昨年も上位ランクしており、JAY'EDとのコラボ作品を年間3位にランクイン。このカテゴリでは強さを見せ付けつつある。

iTunes Rewind 2011(12月9日)
http://www.barks.jp/news/?id=1000075375&p=1
年間1位:「Born This Way」Lady GaGa
 日本のみならず世界中のリトルモンスターLady GaGaファンの総称)を虜にしたLady GaGaの楽曲が邦楽、K-POPを退け年間1位となった。震災後の日本にも訪れ、その一挙手一投足が連日報道されたのは印象に残っている人も多いのではないだろうか。

Billborad JAPAN Hot 100 Year End 2011(12月9日)
http://www.billboard-japan.com/system/jp_charts/hot100_year/
年間1位:「Everyday、カチューシャAKB48
 今年も圧倒的な売上をマークしたAKB48がこの部門では初の年間1位を獲得。昨年は嵐がベスト5に4曲をランクインされたが、今年はAKB48がベスト5に3曲をランクインさせ強さを見せ付けた。

第44回日本有線大賞(12月10日)
http://ranking.cansystem.info/grandprix/information/
大賞:「いくたびの櫻」ふくい舞
 CANSYSTEMの有線チャートでは28週連続トップ10入りを果たし、本命視されていた氷川きよしの3連覇を阻止。ポップス系の歌手が日本作詩大賞と日本有線大賞の2冠を達成するのは1977年に「勝手にしやがれ沢田研二(作詩:阿久悠)が達成して以来34年ぶり・史上2度目の出来事となった。

Green Hill Music Chartの格付けランキング上位(現行制度から5組・新方式から5組)
 現行制度での上位は今週の結果で最終的に確定するが以下の10組がシード権を獲得する見込みとなった。

紅組
AKB48
SKE48
YUI
フレンチ・キス
NMB48

白組(Hey!Say!JUMPはメンバーの喫煙問題で今年は選出見送り)
KAT-TUN
関ジャニ∞

B'z
Kinki Kids


 これに加えオリコン年間ランキング、新方式による格付け上位5組ずつを加え今年のGrand Prix選出者が決定する予定です。果たして今年はどんなアーティストが選出されるのでしょうか?

※ 配信系(レコチョクiTunes)ランキングから選出につきましては、配信元の楽曲提供における公平性の問題が浮上しており現在選出の対象にするか審議中です。続報を出す時点で結論が出ると思います。