第32節展望（五輪中継主題歌が登場。ロングヒットには日本代表による名場面が必要か）
順位は月曜付けデイリーチャート
１位 NEWS（先週１位・24.5万枚）２種→６種
１年８ヶ月ぶり、錦戸亮、山下智久が脱退して４人となっての初シングル。先月にはベスト盤もリリースし、６種リリースと万全の状態で望んだ一戦で初日いきなり12.1万枚を記録し首位争いをあっさり決着付けると、その後もセールスを重ね前作から９万枚以上のプラスと復帰初戦を見事に飾った。月曜付けでも２位以下に倍以上の差を付け旧譜首位も問題なく獲得できそうである。
３位 いきものがかり（先週３位・2.9万枚）
NHK「ロンドンオリンピック放送」テーマ・ソング。前作に引き続き１曲入り安価シングルで望んだものの、その前作を下回る立ち上がりとなり、その後もペースは上がらず初動は３万枚を割る結果となった。とは言え五輪は今週金曜日開幕（競技は水曜日から）。これから耳にする機会が増えていくと共に累積を伸ばしてくる可能性は否定できないだろう。
４位 フレンチ・キス（先週２位・8.5万枚）６種→３種
TBSテレビ系「ひるおび！」エンディング・テーマ。前作実績から初日首位の可能性もあったが、パッケージ数半減の影響もあり初日から前作を２万枚近く下回るスタート。NEWSのスタートダッシュもあり首位争いにも加われず初動も35%以上の大幅減（前作は７日間集計）となってしまった。ただパッケージ数が影響した可能性は大きく、これ次第では復調しそうではある。
６位 IU（先週５位・1.4万枚）
初日４位からのスタートとなったが、前作実績で劣る花澤香菜との４位争いに発展。デイリーでは３勝３敗だったが水曜、日曜での差が大きかったか逃げ切れず５位に後退。初動も前作の2/3と、K-POPの息切れ傾向がここでも見られる事になった。
７位 GRANRODEO（先週７位・1.2万枚）
アニメ「黒子のバスケ」オープニング・テーマ。スタートは６位と、今週のチャートレベルから見ればまあまあの位置。日曜付けの10位を除けばデイリー５～６位で推移し週間では自己タイ記録となる７位。初動は前期主題歌だった前作を上回る数字となり、アニメ人気も相まって数字を伸ばす事となった。
10位 小倉唯（先週８位・1.2万枚）２種
アニメ「カンピオーネ！ ～まつろわぬ神々と神殺しの魔王～」エンディング・テーマ。個人名義としては初のシングルリリースとなる女性声優。初日から７位と好スタートを見せると、着実に順位をキープしいきなりのトップ10入りとなる８位を記録。なおGRANRODEOとはデイリーで１勝５敗だったものの売上差は約400枚と僅差。ちなみに今週のトップ10には３人の声優がランクインする事となった。
フラゲ日初登場トップ10入り（10組）→週間初登場トップ10入り（９組）→月曜付けデイリートップ10入り（６組）
