年間表彰「Green Hill Music Grand Prix 2012」発表(後編)

 それでは昨日に引き続きましてオリジナル紅白歌合戦「Green Hill Music Grand Prix 2012」後半の模様をお伝えします。後半は攻守が入れ替わり紅組が先攻。またアーティスト名の横には選出回数を表記しています(07年からスタートしたので今回が6回目)。


21 いきものがかり「風が吹いている」(4年連続4回目)
22 斉藤和義「やさしくなりたい」(2年ぶり2回目)

 今年多くのドラマを生み出したロンドン五輪NHK中継主題歌。いきものがかりが後半トップで登場。対するは昨年放送された大人気ドラマ「家政婦のミタ」主題歌の斉藤和義。紅白は初出場だがGrand Prixでは2年ぶり2度目の選出となった。

23 安室奈美恵「Love Story」(2年連続5回目)
24 山下智久愛、テキサス」(初選出)

 月9主題歌として話題となり、今年のレコチョクランキングを制した安室奈美恵が今年も選出。対するは昨年NEWSを脱退して今年から本格的にソロ活動を始めた山下智久。今回は一人で、この大物と激突となる。

25 miwa「ヒカリヘ」(初選出)
26 Kis-My-Ft2「We never give up!」(2年連続2回目)

 こちらもドラマ主題歌として話題となり自身最大のヒットとなったmiwaがGrand Prix初選出。相手はシングル売上の部門で勝ち上がってきたKis-My-Ft2。この曲はなんとベスト200内に50週ランクインと息の長いセールスとなっている。

27 水森かおり「ひとり長良川」(3年ぶり3回目)
28 BUMP OF CHICKEN「グッドラック」(3年連続5回目)

 ご当地ソングの女王として演歌界に君臨している水森かおりが3年ぶりの登場。相手は人気映画シリーズ「ALWAYS三丁目の夕日'64」主題歌を歌ったBUMP OF CHICKEN。演歌と昭和の情緒が響きあう。

29 NMB48ナギイチ」(2年連続2回目)
30 氷川きよし(4年連続5回目)

 AKB勢の一角が遂に登場。NMB48は今年脱退者が相次ぎ決して順調とは言えなかったが、着実にこの位置に入った。対するは7度目の日本有線大賞獲得となった氷川きよし。恩師、故・長良じゅん氏にも思いを込めて歌います。

31 Che'Nelle「ビリーヴ」(初選出)
32 福山雅治「生きてる生きてる」(4年連続4回目)

 今年の邦画最大のヒットとなった「BRAVE HEARTS 海猿」主題歌を歌ったChe'NelleがUSEN年間1位で登場。対して福山雅治も劇場版「ドラえもん」主題歌で迎え撃つ。16順目は映画主題歌対決となった。

33 KARA「スーパーガール」からのメドレー(2年連続2回目)
34 EXILE/EXILE ATSUSHI「EXILE JAPAN/Solo」からのメドレー(6年連続6回目)

 アルバムで選出された両組の対決。KARAのアルバムは昨年の作品だが、今年も30万枚近くを売り上げ今年リリースの作品を寄せ付けなかった。一方EXILEはATSUSHIのソロ盤との2枚組アルバムで登場。それぞれ違った一面で日韓対決に挑む。

35 渡辺麻友ヒカルものたち」(初選出)
36 SMAP「Moment」(3年連続4回目)

 AKB48から今年ソロデビューした渡辺麻友がこの終盤に来てソロで登場。対するは今年の紅白で5度目の大トリを務めるSMAP。TBS系ロンドン五輪中継主題歌でこのステージ上でも熱い戦いを繰り広げるか。


四天王降臨


37 AKB48真夏のSounds good!」(5年連続5回目)
38 嵐「ワイルドアットハート」(6年連続6回目)

 日本レコード大賞で2年連続大賞を受賞したAKB48と、今年も紅白で司会を務める嵐による頂上決戦。お互いに圧倒的な人気を誇るが、この両者を退けトリ、大トリとなったアーティストは?

39 SKE48アイシテラブル!」(3年連続3回目)
40 Mr.Children「祈り ~涙の軌道」(6年連続6回目)

 今年は1stアルバムをリリースし、松井珠理奈AKB48のダブルセンターを務めるなど、本家以上の上昇力を見せたSKE48が、なんと本家を差し置いてトリとして登場。そして大トリは、2枚のベスト盤とオリジナルアルバムを上位にランクインさせたMr.Childrenが、3年半ぶりとなったシングル曲で2012年を締めくくる事となった。


 以上40組がGreen Hill Music Grand Prix 2012選出アーティストとなりました。これらの曲で来るべく来年に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。なお演歌版年間表彰「平成二十四年演歌選手権」は年明けの発表となりますので、そちらもぜひご覧いただければと想います。

 2013年シーズンはすでにスタートしています。来年はこの舞台に誰が進出する事になるでしょうか。それでは皆さん、よいお年を。