Green Hill Music Chart 2013 第11節展望

第11節展望(下位は意外と混戦。ベテラン、若手、久々が入り混じってのサバイバル)
順位は月曜付けデイリーチャート

1位 AKB48(初動1位・103.6万枚)4種→6種
 NTTドコモ「応援学割」CMソング。ドラマ「So long!」主題歌。今回は渡辺麻友を初めてセンターに据え今季初戦を迎えたが、スタートから前作の“じゃんけん選抜”を下回る数字で9作続いていた初動ミリオン達成が危ぶまれた。結果何とか初動ミリオンを達成したものの、“じゃんけん選抜”を下回る初動となったのはこれが初めて。次回は例年通りなら“総選挙投票権”付きだが、この流れだとそこで初動ミリオンの連続記録が途切れる可能性も否定できないところだ。

3位 MAN WITH A MISSION(初動3位・3.0万枚)
 実写映画版「HK/変態仮面」主題歌(4月13日全国公開)。公開はまだ先ながら話題作のタイアップになった事もあり、初日だけで前作の初動を上回るスタート。デイリーでは最高2位まで浮上し、5位スタートから週間では3位まで順位を上げた。初動も前作の1.1万枚から大幅増で自己記録を大幅に更新。Mステでも話題となり、今年の注目株となるか?

5位 TOKIO(初動7位・2.3万枚)4種→2種
 ドラマ「泣くな、はらちゃん」主題歌。パッケージ数減の影響もあり初日は6位。その後デイリーの順位は維持していたが、初動は前作を下回る結果に。ただ危惧されていた程の売上減ではなかったため、パッケージ数の影響とも言える結果だろう。来月にもシングルを控えている影響も考えられる。

6位 KEITA(初動6位・2.4万枚)1種→3種
 w-inds.橘慶太のソロシングル。この名義でのリリースは初でソロとしては5年9ヶ月ぶりのリリースとなる。初日3位といいスタートを見せたが、その後が続かず週間では6位まで後退し順位は維持できなかった。しかし初動はパッケージ数の影響もあり前作からプラス。今度はグループでも結果を残したいところだ。

7位 E-Girls(初動2位・4.0万枚)
 Limahl「The Never Ending Story」(1984年)の和訳カバー。ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」主題歌。放送開始前から(否定的な意味で)話題の絶えなかったドラマの主題歌となったが、結局木曜付けを除く5日間デイリー2位に入り週間でも2位を獲得。初動も前作から1万枚増と主題歌は結果を残す形となった。ただTOKIO同様来月にもシングルを控えており、潜在的にはもう少し数字が伸びた可能性も否定できないところだ。

8位 ASIAN KUNG-FU GENERATION(初動10位・1.3万枚)
 映画「横道世之介」主題歌。前作のアニメタイアップに比べるとタイアップと言う点では劣っていたか、初日7位スタートだったものの、映画公開の週末にトップ10から後退し週間では補正の強い己龍に逆転を許し10位。初動も前作以下となり今回は前作のようには行かなかった。

9位 THE ALFEE(初動5位・2.6万枚)
 テレビ東京系「ウルトラマン列伝」主題歌、「2013年大阪国際女子マラソン」イメージ・ソングの両A面シングル。毎年恒例のタイアップシングルは初日4位から徐々に後退し、2週目のKis-My-Ft2には逆転を許したものの週間ベスト5はキープ。初動もスタートから好調だったものあり回復に成功した。


フラゲ日トップ10入り新譜(9作)→週間初登場トップ10入り(8作)→月曜付けデイリー旧譜トップ10入り(7作)