Green Hill Music Chart 2016 第16節結果

2016シーズン第16節(主に3月9日リリース作品)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。他所より新譜扱いが1週遅いですが、理由あっての仕様ですのでご理解いただければと思います。

 第13節までのハイライトはこちらをご覧下さい。

 それでは、今週のランキングを発表します。
順位(前節の順位) 歌手名「曲名」(トップ10入り週数・初登場は初動順位)

10位(初登場) 高橋優「さくらのうた(初動5位)
 ドラマ「悪党たちは千里を走る」主題歌。深夜ドラマとは言えタイアップ効果があったか、1.6万枚と初動売上を大幅に伸ばし初動順位からは順位を落としたものの初のトップ10入りも果たした。なおドラマは23日深夜(このブログを書いている最中)に最終回を迎える。

9位(6位) 三山ひろし四万十川」(週目
 前作「お岩木山」のランクイン週数をあっさり更新。

8位(11位) 天童よしみ「女のあかり」(3週間ぶり2度目のトップ10入り)
 2週連続浮上で再びトップ10入り。先週は宇都宮、府中、取手でコンサートがあった。

7位(2位) KAT-TUN「UNLOCK」(2週目)

6位(5位) AKB48唇にBe My Baby」(14週目
 朝ドラ「あさが来た」は4月2日までの放送。それまでランクインを継続する可能性が出てきた。

5位(10位) 手嶌葵「明日への手紙」(2週連続4度目のトップ10入り
 先週から更にランクアップ。ドラマ「 いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」は月曜日に最終回を迎えた。

4位(初登場) aiko「もっと」(初動3位)
 ドラマ「ダメな私に恋して下さい」主題歌。配信はCDから2週遅れの今週から解禁されたのもあってか売上は好調。初動3位からは1つ順位を落としたものの4位と好成績をマーク。なお、iTunesのリアルタイムチャートでは1位を獲得しており配信でも好調な推移となっている。

 10位から4位までをお送りしました。

 今週惜しくも11位だったのは先週初動10位のBLUE ENCOUNT。アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」主題歌で、iTunesのリアルタイムチャートでも1位を獲得していたが売上が配信寄りになってしまったか、こちらでは一歩届かなかった。
 また先週まで8週連続でランクインしていたSMAP世界に一つだけの花」が前節8位から今週15位まで後退しトップ10から脱落した。

 それではベスト3の発表です。

3位(3位) 嵐「復活LOVE」(3週目)

2位(1位) μ's「MOMENT RING」(2週目)

1位(初登場) AKB48「君はメロディー」(初動1位)
 もちろん他を寄せ付けず圧勝。今回はOBメンバーが参加、劇場盤限定の夏祭りイベント参加券、カップリングに各支店や乃木坂46との混成メンバーの楽曲をパッケージ別に収録するなど施策を強化。前作のロングセラーとも重なりAKB48がトップ10に2作入る結果となった。
 今年からサウンドスキャンでは今まで計上していなかった販路限定盤を有効とした結果、初動売上で前作比+123万枚となる141.8万枚が計上され、オリコン(123.8万枚)をも上回る数字に戸惑う声が続出した。経緯は不明だが、現在はBillboard JAPANが運営しているサウンドスキャンで計上される売上枚数と、Billboard JAPAN Hot100、ならびにHot Albums(総合チャート)のチャート要素であるルックアップ(CD稼動数)の対象となる流通している枚数に、販売形式によって差が出ているのを是正するための措置と考えられる。これにより総合チャートのCD売上の比重を変更する可能性も考えられるだけに、今後の展開に注視したい(ここまで来ると極端な話、CD売上の要素を総合チャートから排除してもいいように思える)。
 なお、恒例となっているAKB48選抜総選挙が今年も開催され、発表は6月18日にHARD OFF ECOスタジアム新潟で行われる(デンカビッグスワンスタジアムではない)。投票券が入っているシングルは6月1日に発売されるが、この週は第27節に当たるため上半期チャートには反映されません(オリコンは第24節なので、3週間分上半期チャートには反映される)。

 新譜を含めた今週のランキングはこちらからご覧下さい。

 以上が今週のランキングでした。

 さて来週はKis-My-Ft2が前作苦戦を強いられた「おそ松さん」と再び対決。現状キスマイがリードをしているが油断できない相手だけに、早めに引き離したいところだ。来週のランキングもどうぞご期待下さい。