2017シーズン第42節(主に9月13日リリース作品)結果
Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。2017年シーズンからBillboard JAPAN Hot100でのチャート要素の1つであるルックアップ(推定CD稼働)のランキングを格付け要素として発表します。またCD売上の要素はこの記事内で極力示さない方針で記載しますのでご理解いただければと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。
それでは、今週のランキングを発表します。
順位(先週の順位) 歌手名「作品名」(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)
1位(2) 星野源「Family Song」(5週目・レンタル開始9月2日)
2位(初) 福山雅治「聖域」
3位(3) DAOKO × 米津玄師「打上花火」(5週目)
4位(1) 関ジャニ∞[エイト]「奇跡の人」(2週目)
5位(4) Mr.Children「himawari」(8週目・レンタル開始8月12日)
6位(初) 三村かな子(大坪由佳),十時愛梨(原田ひとみ),森久保乃々(高橋花林),椎名法子(都丸ちよ),及川雫(のぐちゆり)「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 13 Sweet Witches' Night~6人目はだぁれ~」
7位(5) 乃木坂46「逃げ水」(6週目・レンタル開始8月26日)
8位(10) SEKAI NO OWARI「RAIN」(11週目)
9位(7) Perfume「If you wanna」(3週目)
10位(12) Mrs.GREEN APPLE「WanteD! WanteD!」(3週目)
今週のTSUTAYAレンタルランキングで2週連続1位となった星野源が2位から浮上し4週ぶり2度目の首位獲得。先週はドラマ「過保護のカホコ」の最終回が放送された影響もあってか、稼働を維持したものと見られる。さすがに前作「恋」程では無いにしろ、こちらも年間上位が狙える勢いとなっており、残り10週間でどこまで稼働を伸ばせるか。ドラマが終了した今週からの動向によるだろう。
福山雅治は2年1か月ぶりと久々のシングルリリースとなったが、同じ事務所の後輩である星野源に及ばず2位まで。福山雅治は前作も(セカオワ相手に)首位を逃しておりやや稼働と言う点では売上に比べ分が悪い結果が出ている。なお今週のBillboard JAPAN Hot100では首位を獲得したものの、2位の「打上花火」とは僅差の決着となり危うい部分も見せていた。
「打上花火」は3位をキープ。CD売上は高くないが稼働と配信では年間ランキングに入る勢いを見せている。6位には「デレステ」の楽曲がランクイン。ただ特典の影響力もあってか今回もベスト5には入れず、今年当初見せていた勢いはやや衰えているように見える。11週目のセカオワが8位に浮上。10位にはMrs.GREEN APPLEがランクアップし3週目でトップ10入り。配信やストリーミングでの好調が後押ししており、ドラマは昨日最終回を迎え上り調子のようだ。
11位以下では15位に山下達郎、17位にスキマスイッチが初登場。今週は新譜が手薄とあってか、家入レオ、DISH//、米津玄師、西野カナと再浮上している作品が目立つ。特にDISH//は先週の19位から13位まで浮上し、勢いがあるところを見せた。また18位にはレンタルが解禁されたSOIL & "PIMP" SESSIONS feat.Yojiro Nodaが43位からランクアップ。ドラマ「ハロー張りネズミ」主題歌となっており、こちらは先週最終回を迎え、稼働に貢献したものと見られる。なおClariSが20位以内にランクイン出来なかったが、レンタルが後日となっており巻き返しの可能性は残されている。
さて来週だが格付け保持者がゼロと完全に谷間の週となった。今週の上位勢が来週も引き続き首位争いを繰り広げると見られるが、星野源が2週連続3度目の首位獲得となるか。それとも「打上花火」以下の逆転があるのか。はたまた思わぬ伏兵が現れるのか。来週のチャートもどうぞお楽しみに。
来週以降の新譜情報