Green Hill Music Chart 2017 最終第52節結果

2017シーズン最終第52節(主に11月22日リリース作品)結果

 Green Hill Music Chartと格付けにつきましてはこちらをご覧下さい。2017年シーズンからBillboard JAPAN Hot100でのチャート要素の1つであるルックアップ(推定CD稼働)のランキングを格付け要素として発表します。またCD売上の要素はこの記事内で極力示さない方針で記載しますのでご理解いただければと思います。なお、ルックアップの要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい(リンク先は2017年度第44節時点での最新仕様に書き換えました)。

 それでは、今週のランキングを発表します。
順位(先週の順位) 歌手名「作品名」(CDリリースからの経過週・レンタル開始日)

1位(1) 嵐「Doors~勇気の軌跡~」(3週目) 3週連続1位
2位(初) ジャニーズWEST「僕ら今日も生きている/考えるな、燃えろ!!」
3位(初) AKB48「11月のアンクレット」
4位(2) 関ジャニ∞[エイト]「応答セヨ」(2週目)
5位(4) 欅坂46「風に吹かれても」(5週目・レンタル開始11月11日)
6位(初) GLAY「WINTERDELICS.EP ~あなたといきてゆく~」
7位(17) MAN WITH A MISSION「My Hero/Find You」(4週目・レンタル開始11月18日
8位(3) Aqours「勇気はどこに?君の胸に!」(2週目)
9位(8) 乃木坂46「いつかできるから今日できる」(7週目・レンタル開始10月28日)
10位(5) 315 STARS「THE IDOLM@STER SideM ANIMATION PROJECT 01 Reason!!」(2週目)


 嵐が今週も新譜を抑え3週連続1位。今週のTSUTAYAレンタルランキングでも3週連続1位と好調な稼働が続いている。年間集計は今週で区切られるが、累計ではかなりの回数となり、来年の年間ランキングでも上位に残りそうな勢いとなっている。
 今週もジャニーズ勢からジャニーズWESTの新譜がリリースされたが嵐の勢いに屈し2位まで。S級昇格のチャンスを逸してしまった。今週1位を獲得しS級に昇格すれば僅かながらGrand Prix進出の望みも見えたが、今年は残念ながら選出を逃す結果となりそうだ。AKB48ジャニーズWESTをも上回れず3位。これで3作連続で首位を逃し、CD売上とは裏腹にCD稼働率の落ち込みが顕著となっているか。
 今季最終節にして今季初登場となるGLAYはベスト5入りならず。6位は前作と同じ順位となった。レンタルが解禁されたMAN WITH A MISSIONは7位まで再浮上。初動時の4位に次ぐ結果となり、レンタル開始を待っていたファンも多そうだ。
 11位から20位まででは、16位に「ミリマス」の新曲、17位にアニメ「ブレンド・S」主題歌シングル、20位にYUKI(アニメ「3月のライオン」主題歌)が初登場。Uruが2週連続11位と好調をキープ。ドラマ効果で来週以降トップ10入りとなるだろうか。なお高橋優は22位、大原櫻子は34位と結果が出なかったが、この2作はレンタルが後日となっており、レンタル解禁後の再浮上が見込まれている。


 以上が今週のランキングでした。

 さて来週からは2018年シーズンに突入。開幕戦にはKis-My-Ft2がS級昇格をかけて登場。しかしそこにはAqoursの姿もあり、生粋のラブライバーである“あの人”も気が気でないところか。また[Alexandros]や、配信で結果を残しているLiSAも侮れない存在となりそうだ。来週のチャートも、どうぞお楽しみに。


2017年シーズン終了におけるご挨拶

 毎度Green Hill Music Chartをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

 2017年シーズンではそれまでランキング、格付けの対象としていたCD売上の要素を撤廃して、CD稼働に着目しランキング、および格付けを行ってまいりましたが、ご覧になった方にはどう見えたでしょうか。CDの売り方について是非が問われている昨今ではありますが、やはり「CD本来の目的は聞く事にある」原点に立ち返っての結果が見えたものと思っております。

 配信やストリーミングによる音楽配信が主流となりつつある今後、CDの要素は徐々に薄まっていくものと思われます。しかしながらCDを聞くと言う行為は、まだしばらく人気のバロメーターとなりえる要素の1つであるとも思います。その人気を示したこのブログが、聞きたい曲の参考となっていれば幸いです。

 今年も12月28、29日に毎年恒例となっておりますGreen Hill Music Grand Prix 2017」を開催します。今シーズン1年間の総決算となるメンバーが揃う予定となっておりますので、こちらもぜひ楽しみにしていただければと思います。

 それでは来週、2018年シーズンでお会いしましょう