「Dynamite」はダウンロードで1つ順位を落としたが2位をキープ。大晦日の紅白歌合戦で歌番組では初歌唱となった「夜に駆ける」が順位を伸ばし3位まで再浮上。年末年始で全体的にストリーミング回数が下がる中、「夜に駆ける」はストリーミング回数を上げてきている。「虹」はストリーミングで1つ順位を上げた(回数は大幅に落ちている)ものの、ダウンロードで3つ順位を下げ獲得ポイントはダウン。「Step and a step」もストリーミング回数は下がったものの、ここでのポイントを先週より1ポイント増やして5位をキープした。
「Dynamite」がダウンロードで3つ順位を伸ばし2位に再浮上。年末の大型音楽番組出演も影響しているだろう。「silent」はポイントを落としたものの、ストリーミングでは1つ順位を上げ前節につづき2位と同点の3位となった。「虹」、「Step and a step」はルックアップこそ順位を維持したが他でポイントを失っている。
初登場は4曲。1年半ぶり、3人体制になって初のシングルとなったNEWSが6位。元欅坂46のセンター、平手友梨奈のソロ楽曲が12位、ゲーム「あんさんぶるスターズ!!」のCrazy:Bが14位。CDもリリースされたがダウンロードでトップ10入り。そして3年3ヶ月ぶりと久々のシングルリリースとなったMy Hair is Badが19位に入った。
以上40組がGreen Hill Music Grand Prix 2020選出アーティストとなりました。これらの曲で来るべく来年に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。2021年シーズンはすでにスタートしています。この年間、および上半期表彰につきましては来年以降、一度選出された作品に関しては以降選出されないようにする予定です。果たして来年、この舞台に進出出来るのは誰になるでしょうか?
お待たせしました。今年1年の音楽界をリードした男女20組、計40組を2日間に分けて発表いたします「Green Hill Music Grand Prix 2020」。今回はエアコミケ2との連動開催として30・31日の発表となり、今日は前編となります。
それでは今大会の選考ルールをご覧ください。
Green Hill Music Grand Prix 2020(開催は今回で14回目) 規定
今シーズン活躍したアーティストのみが選出される
年間チャート上位からはBillborad JAPAN Hot 100(CDシングル表題曲、リードナンバーには一部条件あり)とその要素となっている楽曲単位のダウンロード、ストリーミング、シングルCDのルックアップ(CD稼働数)から3曲ずつ。Hot Albums(一部条件あり)から2作、アルバムCDのルックアップから1作が選ばれ、年間チャートから15組が選出される。
それ以外から「ワイルド・カード」としてGreen Hill Music Chart の2020年シーズン年間チャート「Season Hit 100」(楽曲別)から2曲、「Artists 50」(歌手別)から3組を選出し、紅白20組、計40組を選出する。
実際の紅白にあるとされる事務所枠、レコード会社枠は無し
果たして今年、日本の音楽界の中心に立った40組は誰になるのか。
それでは、白組の先攻でGreen Hill Music Grand Prix 2020選出アーティストの発表です。今回も出来る限り公式のMVにリンクしておりますので、ぜひご覧の皆様自身によりその楽曲をお楽しみください。
遡って年間ランキングの話に戻り、「感電」以上の14曲を対象に週間チャートでの結果を見てみると、Hot 100で2020年度に週間1位を獲得していない曲は「紅蓮華」、「白日」、「宿命」、「マリーゴールド」、「裸の心」、「イエスタデイ」、「Make you happy」、「まちがいさがし」、「感電」の9曲(「マリーゴールド」は昨年週間1位有り)。「D.D.」も「Imitation Rain」に阻まれ週間1位を逃しているが、年間では上回る結果となっている。
前回の「エアコミケ・特別寄稿」でも伝えているが、「たった1週間の1位」だけでヒット曲として扱ってしまう、1位だけを扱ってしまう、1位以外に価値は無いと言う概念そのものが否定されなくてはいけない。Billboard Japan Hot 100においても週間チャートにおいてはCD売上の影響力が強くオリコンと変わらない印象があるが、その1位を取った曲のそれ以降がどうなっているのか。そこまで見ないとヒット曲とは言いづらいだろう。
当ブログの年末恒例企画「Green Hill Music Grand Prix 2020」の発表が近づいてまいりました。今回はエアコミケ2との連動開催となりますため、はじめてこのGrand Prixをご覧になる方もいるかと思います。そこで今回は「Green Hill Music Grand Prix 2020」の事前特集を行っていきたいと思います。
「Green Hill Music Grand Prix」は当ブログでYahoo!ブログ時代の2007年からスタートした年間表彰です。当初は毎週このブログでもお伝えしていますGreen Hill Music Chartの年間上位に加え、オリコン年間ランキング上位、更にベストヒット歌謡祭、日本有線大賞の最優秀新人賞、および大賞(グランプリ)受賞者を加えたメンバーで男女別に20組、計40組を選出する紅白歌合戦方式の表彰となります。以降、選考基準をその度に見直し、今年はGreen Hill Music Chartが大幅にリニューアルされた事もあり、今まであった「その年のうちに1曲出せば実績枠で選ばれる」と言う概念が無くなり、より年間を通じたヒットが求められる選考となりました。
果たして今年選ばれた紅白40組は? そして四天王、総大将は? 史上初の大晦日を含めた開催となる「Green Hill Music Grand Prix 2020」。CDJの中止で暇をしている方も、レコード大賞、紅白歌合戦のノミネートに満足していない方も、また日頃音楽にまったく触れていない人も、今年1年の総決算。ぜひ、お楽しみいただければと思います。
しかし中止となった前回と同日程でオンライン上で行われたエアコミケが今回も2日間の日程で行われます。当“天”レーベルは新刊のリリース予定は無いものの、前回同様現在コミケで刊行しております「J-POP Analyze」と「Anison Analyze +」から特別寄稿をこのブログで実施。さらに当ブログの年末恒例企画となっておりますオリジナル紅白歌合戦「Green Hill Music Grand Prix 2020」を当初の日程から変更して、エアコミケ2連動企画として開催します(前回の記事は以下を参照)。