箱根駅伝予選会

 1回目を何にしようか。非常に重要なところなので人気の高いところから。

 正月の風物詩にして日本一有名なローカルレース(関東学連所属の大学のみが出場可)。箱根駅伝の予選会が22日に立川市で行われました。以前予選会と言えば大黒ふ頭で行われていましたが(80回大会の予選の際は芦ノ湖畔でも開催された)、ここ最近は昭和記念公園(とその周辺)で行われるようになっています。大学長距離ランナー夢の舞台、箱根路に向けての9枚の切符を賭けた争いに、今年も39校が参加して行われました。

 予選の結果、東洋、早稲田、国学院、山梨学院、大東文化、城西、国士舘、明治、専修の9校が予選を突破。国学院国士舘が帝京、拓殖から出場権を奪い取る形となりました。この9校に今年の上位10校、さらに惜しくも予選で姿を消してしまった大学からの選抜チームが参加して、来年1月2・3日の本戦を迎える形となります。

 さて来年の箱根駅伝は史上もっとも過酷な区間が登場します。往路第4中継所である小田原中継所が2.5km小田原寄りになったため、4区が18.5kmに、そして山登りとなる5区がなんと23.4kmとなります。これは全区間の中でも最長距離となり、山登りの技術のみならず、絶対的なスタミナが要求されることになります(復路の中継所は今年と同様、鈴廣蒲鉾前)

 毎年多くのドラマが繰り広げられている5区の山登り。82回大会となる来年、この距離延長がどのようなドラマを演出するのでしょうか?

 日本テレビ箱根駅伝HP http://www.ntv.co.jp/hakone82/