2020シーズン第10節(1月27日~2月2日)結果
今季からGreen Hill Music Chartは大幅リニューアルを行い、Billboard JAPAN Hot 100のチャート要素であるルックアップ(推定CD稼働)に加え、ダウンロード、ストリーミングの週間チャートを取り入れ3要素の順位を元に順位付けします。なお、各要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。
それでは、第10節の結果です
前節首位の座を取り戻したKing Gnu「白日」にOfficial髭男dism「I LOVE…」が同点まで迫るものの、最後は3要素の総獲得ポイントとなるCONTACTの差で「白日」が辛くも首位をキープした。しかし「I LOVE…」は来週のCDリリースに向け、早くもこの位置まで順位を上げてきただけに、順調と言っていいだろう。
LiSA「紅蓮華」はダウンロード、ルックアップの順位を1つずつ落としたものの、ルックアップでは順位を戻しベスト3復帰。「Pretender」は前節とポイントは変わらなかったもののベスト3から後退した。5位には家入レオが初登場。月9「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」主題歌となっており、CDに先駆け月曜日に配信を開始し、ダウンロード2位と好スタートを切った。なお家入レオは、これで4度目の月9主題歌となる。
今年のグラミー賞、史上最年少で4冠となったBillie Eilishが7位に初登場。この曲は昨年8月にアメリカBillboard Hot 100で1位を獲得している曲で、ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」主題歌としても使われている。グラミー賞とドラマの効果もあってストリーミングのリリースから44週目、ダウンロードでは42週目にして初めてポイント圏内に食い込んできた。
その他、10位と20位にアイナナのTRIGGER、16位にTrySailの3曲が初登場。17~19位には前節ポイント圏外となった3曲が復帰し、初登場のTrySailもリリース2週目でのポイント獲得となった。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)
今週は上位でポイント獲得によるランクアップは無し。それぞれ昨年のポイントを失う形でランクダウンしており、トップ10には変動が無かった。
全ての結果につきましては、こちらからご覧ください
さて来週は月曜日から配信が始まっている米津玄師「パプリカ」がダウンロードチャートで首位争いを展開しそうだ。CDリリースでは水瀬いのりがポイント獲得を目指す展開。King Gnu「白日」は3週勝ち抜きとなるのか。来週のチャートもぜひご覧ください。