Green Hill Music Chart 2020 第27節結果

2020シーズン第27節(5月25日~5月31日)結果

 今季からGreen Hill Music Chartは大幅リニューアルを行い、Billboard JAPAN Hot 100のチャート要素であるルックアップ(推定CD稼働)に加え、ダウンロードストリーミングの週間チャートを取り入れ3要素の週間ランキングを元に順位付けします。なお、各要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。

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 それでは、第27節の結果です(今週は23位までがポイント圏内のため、ここでは20位までを表示)

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2020 Round 27 Result

 LiSA「紅蓮華」がポイントを維持する形で2週連続7度目の首位獲得。ルックアップは首位から後退したが、ダウンロードで首位を獲得。ただ全体の数字では「鬼滅の刃」最終回効果があった前節からは落ちており、この高い順位を今後どれだけ維持出来るかがポイントになるだろう。

 「I LOVE…」はダウンロードでポイントを失い、ストリーミング、ルックアップも1つずつ順位を下げ4位に後退。「紅蓮華」とのワンツー体制は16週で途切れる形となった。変わって2位に浮上したのが「夜を駆ける」。ダウンロードで1つ順位を上げ、CD発売が無い中での満点である20ポイントが見えてきている。「香水」はポイントを維持し3位に浮上。この両者は前節からDL数、St数共に伸ばしており、今後も期待がもてそうだ。

 今週は初登場が7曲と多め。「未来はオンナのためにある」がルックアップで1位となり5位。「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」(公開日未定)のイメージソングとなっている。7位には「サントリー天然水」CMソングとなっている「誰にも言わない」。8位は「BangDream!」の新ユニットMorfonicaの「Daylight -デイライト-」。10位には「アイドリッシュセブン」から「DiSCOVER THE FUTURE」、14位には志尊淳と叔父である宮崎歩とのコラボ楽曲「きぼうのあしおと」。19位はSNSで募集したメッセージと共に作り上げた「そのときには」。そして23位には西川貴教ASCAによるコラボ曲「天秤-Libra-」が初登場となった。

 

 つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)

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Artist Ranking 20-27

 今週もトップ10は変動無し。3位King Gnuと4位LiSAの差が詰まり始めているため、今月中にここの順位が入れ替わる可能性はありそうです。

 今週はポイント増による順位変動が目立ち、YOASOBIが17位、瑛人が19位、宇多田ヒカルが33位にそれぞれ浮上。突如として現れたYOASOBIと瑛人がどこまで順位を上げていくでしょうか。

 

 全ての結果につきましては、こちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が今週のチャートでした。

 

 さて来週はSixTONESが2戦目を迎える予定でしたが、発売は延期となり来週もルックアップは大きな順位変動が期待できなさそうです。配信ではSEKAI NO OWARIが好スタート。こちらは本来先週リリース予定だったシングルCDに収録されていた楽曲で、CDは今月24日に改めてリリースとなる。また水曜日から配信が始まった「アイナナ」のRe:valeも上位候補となるだろう。シングルCDはいよいよ来週から本格的なリリースを迎えるが、その前にどのようなチャートアクションが見られるのか。来週もぜひご覧ください。

 

お知らせ:

 先週もお伝えしました通り、先週分までのチャート結果を含めた今季上半期チャート「Green Hill Music Chart 2020 Mid-Year Rankings」を発表しました。

 

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 また昨年5月から今年4月まで、令和最初の1年間のヒット曲をまとめた「Green Hill Music Review 2019-20 Reiwa 1」も発表しました。

 

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 この2つもご覧いただければと思います。