Green Hill Music Chart 2022 第26節結果

2022シーズン第26節(5月23日~5月29日)結果

 

 昨シーズンから導入した「リカレント・ルール」について、今季は仕様変更を行い獲得ポイントについても制限を設けました。詳しくはリンクをご覧ください。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロードストリーミングルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは上半期最終週となります第26節の結果です。まずは11位以下を発表します。

2022 Round 26 Result

 今週は28曲がポイントを獲得。前節2位の「Bye-Good-Bye」があっさりトップ10から脱落と、やはりキャンペーン効果が無いと心許ない部分がある。ただストリーミングではLINE MUSIC以外でも結果が出始めているところもあるため、今後に向けての足掛かりとしたいところだろう。

 初登場は7曲。今週のシングルCDリリースに先立ち先行配信された「僕なんか」が15位。アニメ「パリピ孔明」エンディング曲「気分上々↑↑」が17位。この曲は2006年にmihimaru GTがリリースした曲をカバーしたものとなる。アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」から「Eternal Light」が18位。ENDRECHERIとして初のデジタルシングルとなる「LOVE VS. LOVE」が19位。ボートレースCMソング「ダイナマイト」が24位。先々週リリースのアルバム「Assort」のリードナンバー「愛とか恋とか」がストリーミングで順位を伸ばし配信7週目でポイント圏内進出。イコラブの新曲「あの子コンプレックス」が28位に入った。

 

 つづきましてトップ10の発表です。

2022 Round 26 Top 10

 11位以下からは「Habit」が進出。メンバーが躍るMVも話題となっており、MV再生数では今週1位となった。

 初登場はここも4曲と多め。ミュージカル「『刀剣乱舞』~静かの海のパライソ~」から「Free Style」が9位、ドラマ「特捜9 season5」主題歌「夢の島セレナーデ」が8位。トニセンとしては実に14年ぶりの新曲となる。ドラマ「家政婦のミタゾノ」の主題歌「a r e a」が4位。シングルCDはHey!Say!JUMP初の3A面シングルとなっている。桑田佳祐をはじめとする同級生4人によるチャリティソング「時代遅れのRock'n'Roll Band」が3位に入った。

 首位争いは「ミックスナッツ」が1つ順位を戻し2位に浮上。首位は「M八七」で変わらず2週勝ち抜きとなったが、両者ともポイントを落としており、来週以降これを維持出来るかが年間争いにも影響するだろう。

 

 さて今週までが上半期となるため、ここで上半期のベスト20を見てみましょう。

2022 1st half Best 20

 上半期ベスト20はこのような結果となり、「残響散歌」が2位「一途」に200Pt.近い差を付けて1位となった。今週週間チャートから姿を消したものの、十分なリードをもって年間でも逃げ切る可能性が高そうだ。特にダウンロードでのポイントが多く、唯一3桁台のポイントで2位以下を引き離している。

 ストリーミングのポイントは今週「ベテルギウス」が再逆転し1位。ルックアップは「初心LOVE」が1位で共に今季第1節から週間チャートを完走している。またストリーミング3位の「なんでもないよ、」も今季26週完走が続いている。

 下半期注目は現在チャートイン7週目でありながら9位まで順位を上げている「ミックスナッツ」がどこまでポイントを伸ばせるか。週間チャートも現在2位と好調で、今後も期待できるだろう。

 

 それでは今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

Artist Ranking 21-26

 今週はベスト3がノーポイントと珍しい展開に。トップ10ではOfficial髭男dismと米津玄師がそれぞれ1つずつ順位を上げた。8位YOASOBIは今後昨年のポイントを大幅に失うが、新曲次第では下げ幅を抑えられそうだ。

 

 その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が第26節のチャートでした。来週もぜひご覧ください。