Green Hill Music Chart 2022 第25節結果

2022シーズン第25節(5月16日~5月22日)結果

 

 昨シーズンから導入した「リカレント・ルール」について、今季は仕様変更を行い獲得ポイントについても制限を設けました。詳しくはリンクをご覧ください。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロードストリーミングルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは第25節の結果です。まずは11位以下を発表します。

2022 Round 25 Result

 今週は28曲がポイントを獲得。「初恋が泣いている」が大きく順位を落としているが、ストリーミングでは順位を上げており、ドラマ効果とシングルCDリリースにより再浮上してくる可能性は高いだろう。

 初登場は3曲と前節と比べ少な目。約半年ぶりのシングルとなった「元カレです」が13位。9月公開予定の「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ」から「Ok, Hello World!」が28位に入った。

 

 つづきましてトップ10の発表です。

2022 Round 25 Top 10

 初登場は2曲。「チキチキバンバン」はアニメ「パリピ孔明」主題歌。先週フルVer.のリリースとMVが公開された影響もありリリース6週目でポイント圏内まで浮上してきた。

 首位争いは前節3位に初登場した米津玄師「M八七」が、同日にシングルCDをリリースしたBE:FIRSTを振り切り首位獲得。なおこのシングルCDのカップリング曲となっている「POP SONG」、「ETA」もチャートインしており、収録曲全てが結果を残した。「Bye-Good-Bye」はCDリリースに合わせキャンペーンを展開し2位に再登場したが、キャンペーン後もこの勢いが持つかは疑問が残る。なお3位の「ミックスナッツ」は前節から獲得ポイントは変動無く好調を維持している。今週はこの3曲によるハイレベルな首位争いが展開された。

 

 今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

Artist Ranking 22-25

 今週はついに1位が入れ替わり新たな1位はKing Gnuの手に渡った。BTSは今後もポイントを大きく落とす見込みだが、来月にアルバムのリリースが発表されており、それ次第では巻き返してくる可能性もあるだろう。

 トップ10では他にYOASOBIが2つ順位を落とし8位に後退。こちらも来週以降も大きくポイントを落とす見込みで、9位SixTONESとの差は縮まっていくでしょう。

 今週37Pt.と荒稼ぎした米津玄師が10位に浮上。BE:FIRSTも14位に順位を上げ更に上位を狙います。

 

 その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が第25節のチャートでした。来週は上半期の〆となる第26節。上半期の速報も交えお伝えする予定です。ぜひご覧ください。