このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、MV再生数の要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第44節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は26曲がポイントを獲得。多くの曲が前節からポイントを伸ばしているが、その中からピックアップするとまず先週末に茅ケ崎でライブを行ったサザンオールスターズが3曲チャートイン。ライブは映画館でのライブビューイングを含め4日間で27万人が詰めかけた。また「Subtitle」が10週ぶりにチャート復帰。TVerで「silent」が再放送されたのが要因のようだ。
初登場は3曲。アニメ「葬送のフリーレン」エンディング曲「Anytime Anywhere」が25位、今月18日にシングルCDがリリースされる「承認欲求」のMVが公開され26位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
3週連続11位だった「ランデヴー」が更にポイントを伸ばしチャートイン5週目でトップ10入り。カラオケでも順位を上げており、年末に向けロングヒットとなる予感がする。
トップ10の初登場は2曲。ラッパー、ジャック・ハーロウとのコラボ曲となった「3D」が4位。なおAlternate Ver.も14位に入っている。
上位争いは前節1位の「唄」、2位の「SPECIALZ」共にポイントを伸ばし3位以下を突き放した。「唄」は2週連続1位となり、週間のサブスク再生数も1300万を超えている。しかし3位にはアニメ「葬送のフリーレン」主題歌「勇者」が初登場。次節はこの2強を追う形になるだろう。
今季も残り8週、次節はシーズン終盤から来季序盤の行方を左右する争いになりそうだ。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではAdoが7位に後退。Adoは今週30Pt.を稼いだものの、昨年のポイントがそれ以上だったため順位を落とす結果となりました。これによりMrs.GREEN APPLEが6位に浮上しています。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第44節の結果でした。来週もまたご覧ください。