Green Hill Music Chart 2024 第6節結果

2024シーズン第6節(1月1日~1月7)結果

 

 このチャートで用いているBillboard JapanのダウンロードストリーミングMV再生数の要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは今週発表分となる第6節の結果です。まずは11位以下を発表します。

2024 Round 6 Result

 今週は21曲がポイントを獲得。年明けの週とあって新曲の初登場はここでは無く、NHK紅白歌合戦で披露された「青のすみか」、「愛の花」、「ダンスホール」がチャート復帰。「オトナブルー」、「第ゼロ感」が順位を上げた。またミセスでは「Magic」もポイントを獲得。なお「愛の花」は今春の選抜高校野球の入場曲となる事が発表された。

 

 つづきましてトップ10の発表です。

2024 Round 6 Top 10

 NHK紅白歌合戦で日本のテレビ番組としては初披露された「アイドル」が続伸。ただ演出を巡っては賛否両論見られている。また「花になって」も続伸し5位に浮上した。

 トップ10の初登場は3曲。来月14日にリリースされる両A面シングルから「LOVE TRIGGER」が10位、アニメ「葬送のフリーレン」主題歌「晴る」が9位に入った。

 それと入れ替わる形で「勇者」が8位まで後退し上位争いは異変。レコード大賞を獲得した「ケセラセラ」がベスト3入り。今週から規定によりオーディオストリーミングのポイントがリカレント・ルールの対象となり半減したものの、全体的に順位を上げそれをカバーした。2位には元King & Princeの3人による新ユニットNumber_iとしての初めてのシングル「GOAT」がダウンロードとビデオストリーミングで1位に。ただダウンロード売上についてはキャンペーン効果(下記リンク参照)が大きい可能性があり、本来の人気より高い数字が出ていそうだ。

tobe-official.jp

 そして今週も「唱」が1位をキープし、これで16週連続1位。ただオーディオストリーミング、ビデオストリーミングでの週間連続1位がここで途切れており(前者は15週、後者は13週連続1位だった)、レコ大、紅白の出演効果があるにしろ、さすがに勢いが落ちてきている感じは否めないところ。リカレント・ルールの適用も最短で3週と近づいており、第9節以降のチャートは混戦模様となりそうだ。

 

 では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

Artist Ranking 24-6

 トップ10ではVaundyと米津玄師が1つずつ順位を落とし、King & Princeは2つ順位を落としトップ10から脱落した。Vaundyの「怪獣の花唄」は今週でオーディオストリーミングの週間トップ10入りが52週に達し、来週以降は更に厳しいポイント獲得条件が課せられるため、以降は徐々にポイントを減らされる展開となるだろう。

 

 

 その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が第6節の結果でした。第7節以降は通常通りの更新を予定しています。それではまたお会いしましょう。