2023シーズン最終第52節(11月20日~11月26日)結果
このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、MV再生数の要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
※ 今のところ、来季に向けてのチャートアップデート情報は発表されていません。
お詫び:
Ado「唱」とするところ、「唄」になっていました。順次訂正を行うと共にお詫びいたします。
それでは2023年度最終週となる第52節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は25曲がポイントを獲得。多くの曲が前節からポイントを伸ばしており、「Subtitle」、「I'm a mess」、「オトナブルー」が再登場となった。
初登場は2曲。SNSに突如投稿された動画からの楽曲となった「君の幸せを」が14位、今週リリースのアルバム「アルバム1号」から「ブタサンダー」が15位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
ここも前節からポイントを伸ばした曲が多く、前節上位にいた曲が崩れ、調子を維持した曲が順位を戻す形となっている。「花」は今週、MVが大きく伸び6位までジャンプアップ。「Biri-Biri」もMVで順位を伸ばし4位まで上がった。
初登場は1曲のみ。元Kis-My-Ft2の北山宏光による移籍第1弾シングル「乱心-RANSHIN-」は17日リリースだったが、月曜日から売上を伸ばし今週初登場となった。
そして今季最終節もベスト3はこの形。この1・2・3は通算7週目となる。ただ「SPECIALZ」は大きくポイントを回復させ20Pt.台に復帰。「勇者」も今週は25Pt.まで伸ばした。しかし今週も「唱」の首位は変わらず、これで2週連続5度目のパーフェクト達成で二桁10週目の1位となった。
【10週以上1位】(チャートが現行仕様になった2020年度以降)
「I LOVE…」Official髭男dism (14週)
「炎」LiSA(17週)
「残響散歌」Aimer(12週)
「ミックスナッツ」Official髭男dism(10週)
「新時代」Ado(10週)
「Subtitle」Official髭男dism(14週)
「アイドル」YOASOBI(20週)
「唱」Ado(10週)
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
今季最終節のため、これで昨季のポイントが全て無くなり、今季獲得のポイントのみの数字となる。1位のYOASOBIは今週のポイントで1,000Pt.を突破。2位ヒゲダンに350Pt.以上の差を付けての年間1位となった。
最終節では米津玄師が5位に後退し、Snow Manが4位に浮上。またKing Gnuが11位まで順位を戻し、トップ10入りが見えてきました。来週からは今季のポイントが減り始め、どのように順位が変動していくでしょうか。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第52節の結果でした。
【2023年度終了を迎えての挨拶】
今季も「Green Hill Music Chart」をご覧いただき、誠にありがとうございました。2023年度は前年まで有ったルックアップ(CD稼働数)の要素が廃止となり、MV再生数の要素が加わっての初めてのシーズンとなりました。そのMV再生数もGYAO!のサ終により、現在はYouTubeの1社提供となっていますが、今季のチャートはいかがだったでしょうか?
「Green Hill Music Chart 2023」の年間表彰となります「Green Hill Music Awards 2023」を来月9日に予定しています。そして年間ランキング上位による、今年1年の総決算となります「Green Hill Music Grand Prix 2023」は来月28、29日の予定で発表します(年末の大型音楽番組により、日程が変更になる可能性が有ります)。「Awards」では「Grand Prix」に選出された20組のうち年間成績上位8組を発表する予定です。ぜひ「Awards」と「Grand Prix」もご覧いただければと思います。
来週からは早速2024年シーズンがスタートします。来季はどのようなヒット曲が現れるのか。「Green Hill Music Chart」でチェックしてください。
それではまた来週、2024年度開幕週でお会いしましょう。