このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、MV再生数の要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
※ 現在のところ、昨季からのチャートアップデートは確認されていません。
それでは2024年度開幕週となる第1節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は26曲がポイントを獲得。前節からポイントを伸ばした曲は「Subtitle」と「3D」のみ。「3D」はダウンロード300位圏外から急騰し8週ぶりのチャート復帰となった。
初登場は6曲と多めだが、13位の「&ME」、15位の「AtoZ」、26位の「小悪魔(Baddie)」は「PRODUCE101 JAPAN THE GIRLS」でのコンセプト評価に使われたオリジナル曲となっている。14位の「ブリキノダンス」は13日にリリースされるカバーアルバム「Adoの歌ってみたアルバム」に収録されている日向電工(ボカロP)の楽曲。17位の「FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD」は10月に参加したフェスで乱闘となったBAD POPに対するDis song(批判的な歌)となっており、1日に突如リリースされた。
つづきましてトップ10の発表です。
「晩餐歌」が初動週以来となるダウンロードでのトップ10入りで5位まで浮上。「花」はストリーミングとMVでポイントを伸ばし4位まで順位を上げた。
初登場は3曲。ここでも7位の「TOXIC」は日プで使用されたオリジナル曲。8位の「LEVEL UP」は20日にリリースされるアルバム「Road to A」からが先行配信。6位の「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023」は桑田佳祐と松任谷由実によるコラボ曲。こちらも20日にシングルCDがリリースされる。
トップ争いは年度を跨いでもこの3曲により繰り広げられ、この1・2・3の並びは通算8週目となり、「唱」は11週連続1位となった。ただ今週は3曲ともポイントを落としており、今後年末に向けどのように推移するのか。今季序盤の展開を左右しそうだ。
なおTravis JapanはSMILE-UP.に所属したまま楽曲をリリースしたため、今季(来年)のMusic Camp、ならびにMusic Grand Prixへの選出対象除外処分を継続する。今後も同様のケースが発生した場合は、年間、および上半期表彰からの賞典除外を継続とします。あしからずご理解ください。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではBE:FIRSTが10位に後退。11位のKing Gnuがポイントを重ねており、来週は10位が入れ替わりそうです。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第1節の結果でした。今週は9日に「Green Hill Music Awards 2023」の発表があります。こちらもぜひお楽しみに。