このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、MV再生数の要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第40節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は26曲がポイントを獲得。「アイドル」にリカレント・ルールが適用されたため、各要素で1曲ずつトップ10以下からのポイント繰り上げが発生している。そのうちの1曲「サマータイムシンデレラ」はストリーミングで初のポイント獲得となった。
初登場は6曲と多め。アニメ「範馬刃牙」地上最強の親子喧嘩編エンディング曲「Salvia」が11位。今年4月にリリースされた「ランデヴー」が8月にストリーミングで初(300位以内)ランクインすると、そこから急上昇し、僅か5週でポイント圏内まで浮上してきた。先週リリースされたシングルCD「Dangerholic」の通常盤に収録されている「ベストフレンド」が16位。アニメ「呪術廻戦」第2期「渋谷事変」エンディング曲「more than words」が22位。今週リリースされた1stEPのタイトルナンバーでLiSAとのコラボ曲となった「Social Path」が26位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
シングルCDがリリースされた「CREAK」が順位を伸ばし4週ぶりのトップ10入り。ここでも「アイドル」にリカレント・ルールが適用された影響が出ている。
ここでの初登場は3曲。BTSのV(テテ)によるソロ楽曲が3曲同時リリース。「Winter Bear」が7位、「Scenery」が10位、「Snow Flower」が15位に入った。
そして首位争いは「アイドル」が獲得ポイント半減の影響で3位に後退。2位には金曜日にリリースされた「SPECIALZ」が3日間の集計だけでストリーミングでもポイントを獲得。そして4週連続2位だった「青のすみか」が前節からポイントを伸ばし遂に首位獲得。1位、2位はアニメ「呪術廻戦」の主題歌が並ぶ形となった。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではAdoが6位に後退。これによりSnow Manが5位に浮上しています。現状ポイントを多く稼いでおり、4位King & Princeを捕らえられるかどうかの勝負になりそうです。
また11位に上がったSixTONESは10位10-FEETとの差も小さく、トップ10復帰が見えてきました。そしてYOASOBIがいよいよ1位Official髭男dismを射程圏内に。2021年第45節以来となるランキング1位が見えてきました。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第40節の結果でした。来週もまたご覧ください。