2024年度上半期、年間表彰について(追記あり)

 毎度“”ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 “”ブログでは今年も併載しているGreen Hill Music Chartと合同で、今年度上半期のヒット曲を振り返る「Green Hill Music Camp 2024」、および今年度年間でのヒット曲を振り返る「Green Hill Music Awards 2024」、「Green Hill Music Grand Prix 2024」を開催予定です。

 「Green Hill Music Camp 2024」につきましては、昨年下半期から今年上半期の変則年間ランキングから選出した「Music Review 2023-2024」を6月22日。上半期ランキングから過去に上半期、年間表彰を受けていない歌手による「Music Trial 2024」を6月28日、本編となる「Music Camp 2024」を翌29日に発表予定となっております。

 

 まずは今年度の選出方法についてです。

 

 昨年度はBillboard JAPANからの選出を各3組としましたが、今季は2組に戻す予定です。これはGreen Hill Music Chartからの選出と合わせ、各要素から4組の選出となると、水準の低下が問題視されかねない選出が起こりえる事を考慮しての変更となります。

 これに代わりまして、Top User Generated Songs、およびTikTok Weekly Top 20からの選出を予定しております。また、Global Japan Songs excl. Japanからの選出が可能であれば、こちらも選考対象に加える予定です。

 

【選出要素と選出枠】(昨年以前に選出された作品は除く)

Green Hill Music Awards (各1組・計4組)※ 期間内の合計ポイントにより選出

Top Song

Top Download Song

Top Audio Streaming Song

Top Video Streaming Song

 

Billboard JAPAN(各3組→2組)※ 期間内のランキングにより選出

Hot 100

Download Songs

Streaming Songs 

Music Video

(選出組数未定)

Top User Generated Songs(新設)

TikTok Weekly Top 20(新設)

Global Japan Songs excl. Japan(新設予定)

 

Green Hill Music Chart(選出組数未定)※ 期間内の合計ポイントにより選出

Season Hit 100

Artists 50

※ 選出に審査を要する場合があり、対象となったポイントは無効となる。

 

Music ReviewMusic TrialBillboard JAPANのUGCTikTokを除く4項目から各2組、最大8組(Music Trialは欠員が生じる可能性がある)を選出する。

Music Campは性別に関係なく各要素から合計20組、Music Grand Prixは男女別に20組ずつを選出する。

Music Grand Prixでの組分けは本家NHK紅白歌合戦に準ずる(2022年はSEKAI NO OWARIが紅組からの選出となった)。

 

 そして昨年発覚した故:ジャニー喜多川こと喜多川擴氏の性加害問題を受け、2023年度開始時点で当時のジャニーズ事務所に所属していたグループ、およびタレント全員を無期限の選出除外としましたが、今季この処分につきまして一部緩和とします。

  • 今季開始(2023年11月27日)以降、SMILE-UP.に所属したまま楽曲をリリースしたグループ、およびタレントについては処分を継続する。
  • また4月以降、SMILE-UP.(旧:ジャニーズ事務所)からマネジメント業務を移管する予定のSTARTO ENTERTAINMENTに移籍し、楽曲をリリースしたグループ、タレントについても同様に処分を継続する。
  • 上記条件を満たしていないグループ、タレントについては処分を解除し、選出の対象とする。
  • STARTO ENTERTAINMENTに移籍したグループ、タレントの処分解除は、SMILE-UP.が保証業務を完了し解散した翌年度以降とする。
  • なお、週間チャートとなるGreen Hill Music Chart、およびその年間表彰となるMusic Awards 2024については除外の対象とはしない。

 

 ここ最近の動きを見る限り、SMILE-UP.(旧:ジャニーズ事務所)とSTARTO ENTERTAINMENTが完全なる別会社とは言い難い現状が見え隠れしており、ただの看板の架け替えだけとなる可能性が高いため、STARTOへの移籍では処分解除とは出来ないとの結論に至りました。一方で「元ジャニーズ事務所だったTOBEの滝沢秀明Culenの飯島三智にも説明責任はあるのではないか?」との声もありますが、守秘義務に触れる恐れがあり、それをコメントしてしまうと今後の信用問題につながりかねず、これについて聞き出すのであれば旧:ジャニーズ事務所経由で無ければならない可能性があるため、STARTO以外の事務所に移籍した場合については処分解除が妥当であるとの結論に達しました。もちろん、全てのグループ、タレントに対し門戸を閉じるべきではなく、状況を変えれば選出される可能性を示さなくてはならない点を含め、今回の処分一部緩和となりました。

 旧:ジャニーズ事務所のファンの方には引き続き苦しい思いをさせてしまうかもしれません。しかしファンとなっているグループ、タレントのために出来る事を続けてください。そして出来るなら、性加害に遭った被害者への誹謗中傷を止めさせていただければと思います。

 

 それでは、今年のMusic Campがどのような顔ぶれになるのか。6月の発表をお待ちいただければと思います。