オリコン:06-07シーズン第46節結果と第47節展望

 第46節はMr.Childrenが、GLAYとの連勝対決を征し連勝を27に伸ばした。初動は23.8万枚と、発売日から映画公開までの中間で伸びを欠いたために、Mr.Childrenとしては物足りない数字となった。一方GLAYも7.9万枚は、4曲シングルとMr.Childrenとの相乗効果を考えても、伸び率と言う点では不満が残る結果となった。
 Aqua Timezは終盤BUMP OF CHICKENに抜かれベスト3入りを逃したものの、先行シングルと言う点を踏まえれば巻き返しの余地は十分ある。Buono!は序盤のリードを活かしきり5位を獲得。3.0万枚とまずまずの水準を見せた。Every Little Thingは7位に入り3作ぶりのトップ10入り。FUNKY MONKEY BABYSは前作と同じ8位ながら自己最高初動を更新。川田まみが9位と初のトップ10入りを果たし、accessAKB48の10位争いはAKB48が逆転でものにする結果となった。


 第47節は明けて7日にリリースする曲が初登場の中心となる。前節以上の激戦。今年下半期の大一番を迎えようとしている。

 なんと言ってもNEWSとコブクロの再戦に注目が集まる。この2組は今シーズンの第14節(3月21日発売・4月2日付)に直接対決しており、NEWSが24.4万枚、コブクロが18.3万枚とハイレベルなトップ争いを展開した。
 NEWSは4年前のW杯バレーでデビューし、順調に使えなかった時期もあったもののここまで6戦6勝と負け知らず。今回はGReeeeNのプロデュースと話題性も在り順調なスタートを切っている。
 一方コブクロはドラマ主題歌ながらやや視聴率で苦戦しており、バックアップと言う点で前回の対戦より苦戦を強いられている模様。前作比減は避けられない展開になりつつあるようだ。

 首位争いも注目だがavexのNo.2、No.3争いを繰り広げている倖田來未大塚愛の直接対決にも注目が集まる。前作初動は大塚愛がわずかに上回っているが、倖田來未は今回同レーベルの東方神起とのコラボでこの争いで優位に立っている模様。ただ大塚愛もシングル化が待ち焦がれていた作品だけに伸びと言う点では期待が持てそうだ。

 また、先日の特集でも伝えたように、コブクロ倖田來未大塚愛が同じ週にリリースすることから、今年の賞レースの前哨戦とも言える。ここでのアピール度が最終結果に繋がる可能性もあるだけに、関係者も今週の結果は目が離せないだろう。

 ASIAN KUNG-FU GENERATIONは久々となるが、上の4組を除けばこの中ではやや抜けた存在。2週目のMr.Childrenを追う展開となるだろう。これを追うのがw-inds.月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)RIP SLYMEも圏内だが、パチンコのCMで話題の「創聖のアクエリオン」の一発が怖いところだ(パチンコ台の登場は来週から)。


 シーズンも終盤、この激戦を勝ち抜くのは果たして誰か。第47節は注目の顔合わせとなった。

オリコン
http://www.oricon.co.jp/


追記:首位獲得枚数予想
NEWSの首位獲得予想枚数は26.7万枚。前作を上回るペースで進んでいます。一方コブクロは10万枚突破が厳しい状況となっています。