第4節結果
首位争いの経緯(今週はこれが無いと説明が難しい)
合併週(第3節)からの勢いをそのままにすぎもとまさとが月曜付で首位に立つがペースは良くない。そこに火曜日付けでAAAが初登場首位に。しかしAAAも2万枚前後と言うペース。木曜にはデイリー首位が入れ替わり徐々に差を詰めるすぎもとまさと。土曜日時点で週間暫定首位が入れ替わった。しかし…
1位 AAA(シングル首位獲得作品歴代最低売上記録更新)DEF.DIVA(26,353枚)→AAA(25,333枚)
週末に高田馬場と名古屋でファンイベントを開催し日曜日に数字を一気に伸ばし再逆転に成功した。ただ突発的なイベントだったために「首位獲得だけを狙った行為」との非難の声も多い。どのみち言える事は「AAAが勝てる程の弱メンツだった」と言うことだが…。
2位 すぎもとまさと(2週連続2位)累積18.9万枚
恐らくAAA陣営に恨み節を唱えているのでは無いかと思う。ただ昨年の秋川雅史とは違い、前節(2週間分)より数字は下回っている。これは秋川氏が紅白を機に売れ始めたのとは違い、すぎもと氏は昨年後半から徐々に売れ続けていたため、その分伸びを得られなかったのだと思われる。
3位 秋川雅史(2週連続)
その秋川雅史は2週連続の3位。しかしここで0.8万枚しか売り上げが無い。実は今週、2位を除く上位は全て順位毎の歴代最低記録を更新してしまっている。音楽界は今一度、自分たちがやっていることを見つめなおす必要があるのではないかと思われる。
4位 遊吟(自身初のランクイン)
5枚目のシングルリリース(これ以前はインディーズからのリリース)にして初のランキング入りが4位となった。ただこの水準だと通常は20位前後だと思われるのでこれを機に奮起してもらいたいものだ。
5位 RAG FAIR
今回もメンバーに助けられてのベスト5入りとなった。しかも前作から数字を落としており、日曜のデイリーではこれだけの弱いメンバーの中50位以下に沈んでいる。ここまで酷いと上位ランクされることが逆効果になりえそうだ。
第5節展望(主に16日リリース)今週からグランプリ出場アーティスト(音楽書庫参照)は(GP)と明記されます
WaT,e2
WaTとしては06年12月以来となる。昨年は2人の連名でリリースしていた頃もあったが、やや勢いを失っている感じである。
(GP)Acid Black Cherry(先行シングル)
昨年の勢いを持続している模様で、WaT,e2との首位争いを演じることとなりそうだ。上積みがあれば4万枚台での首位争いとなりそうだ。
東方神起(先行シングル)
今回は先行シングルなだけに、すぎもとまさと(3位)が目標になりそうだ。しかしリリース間隔が短いのは、アーティストの消耗度と言う点では気がかりである。
GReeeen
上記3組とはやや差がある模様。アルバムの売れ方からすると前作はもっと数字を伸ばせたように思えるが、ここでも伸びしろがありそうだ。
Perfume
amazonでは常に上位ランクされていただけに怖い存在。場合によっては前を脅かす存在に成り得そうで初日の動きには注意したい。
BEAT CRUSADERS
前作は今週とは逆に1.7万枚でトップ10入りを逃している。もちろん巻き返しの余地は十分あり、今週の3位以下は十分駆逐できるだけのモノは持っている。
オリコン
http://www.oricon.co.jp/
追記:首位獲得予想枚数
前作の数字を参考に計算すると東方神起は4.5万枚で、Acid Black Cherryを4千枚差退けられる計算となっています。しかし先行シングルなだけに予断を許さない展開となるでしょう。さらにPerfumuの予測推定売り上げは3.9万枚と、上位が停滞すると思わぬ大逆転の可能性も出てきています。